2010年2月14日 17時42分更新
地域や家庭での子どもたちへの教育を考えるフォーラムが13日、岡山市で開かました。
このフォーラムは全日本社会貢献団体機構が開いたもので、およそ300人の市民が参加しました。
この中で百ます計算の反復学習で児童の学力向上に取り組んでいることで知られる立命館大学のかげ山英男教授が講演しました。
かげ山教授は睡眠時間が少ない子どもは学力テストの結果が悪く、生活習慣の変化が学力低下につながっていると述べた上で朝ごはんをしっかり食べれば子どもの学力と体力は大きく向上するので、家庭での親の教育や生活がとても重要だと話しました。
またパネルディスカッションにはバルセロナオリンピックのシンクロナイズドスイミングの銅メダリストで、2人の子どもの母親でもある奥野史子さんが出席しました。
奥野さんは「大人は、子どもが好きなことや得意なことを見いだしたり、色んなことを体験させる機会を与えるのが大切だと思う」と家庭での親の役割について話していました。