【嘉手納】米空軍嘉手納基地で6日午後5時50分ごろ、アンダーセン空軍基地所属(グアム)のB52H戦略爆撃機が緊急着陸した。同機が嘉手納基地に飛来するのは極めて異例で、1990年以来20年ぶりとみられる。
米空軍嘉手納基地は6日、B521機が航空ショーに参加するため米領グアムからシンガポールに向かっていたが、予定された空中給油を受けられなくなり燃料が不足、同日夕、急きょ着陸したと説明。
同基地報道部は「給油後なるべく速やかにシンガポールに向かう」としている。同機への給油を予定していた嘉手納基地のKC135空中給油機が整備不良で使用できなくなったことが原因という。B52には爆弾類は搭載されていないという。
着陸後には、消防車などの緊急車両が機体を取り囲んだが、炎や煙などは確認されなかった。
(琉球新報)
2010年2月7日