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実は、私、元デイトレーダーなんです。
昔から数学が得意で数値の変化に敏感だったこともあったせいか、
デイトレーダーとしての才能はそこそこにありました。
しかし、そんな生活を毎日続けることには一株の不安がありました。
プロのデイトレーダーとは毎日1日中パソコンの前で数値と向き合って格闘
しなければなりません。それゆえに、ある程度裕福な生活を送れるまでに
達っせたのでしょうが、果たしてこんな生活を毎日続けられるだろうか?
こんな不安が私の中にはありました。
(今思えばこのデイトレ時代の数値との戦いがあったから今があるのですが・・・)
そこで、デイトレのおかげである程度貯金はあったので、
思い切ってデイトレを止めてみることにしました。
まず研究したのがFX。今かなりブームですよね。
様々な著書を買いあさり、研究を重ねました。
FXでも勝てると確信できました。
しかし、FXには手を出しませんでした。
なぜなら、結局はデイトレと同じ、膨大な労力を要してしまうからです。
・・・。
しみじみと考えていた12月のクリスマス、私に転機が訪れます。
私は友達に誘われ有馬記念を見に行くことに。
(特に競馬に興味があったわけではないが)
「大外からディープインパクト!!一気に先団を飲み込むか!?」
「これは強い強い!!ディープインパクト!!」
「今、1着でゴールイン!!」
そうです。あの平成の怪物と言われた名馬ディープインパクトの
有馬記念のレースでした。観客の多さ。異様なまでの盛り上がり。
「たかが競馬じゃん。」
そうつぶやきながらも、鳥肌がたち、かすかに興奮している自分がいました。
その時、私は思いました。
「これだ!!」
競馬を昔からやられている方々からすれば、まるで作り話のように
ありがちなシチュエーションなのでしょうが、この瞬間から私の競馬研究は始まりました。
競馬が投資として成り立つのではないかと考えた背景には
デイトレ時代に私が重宝していた手法であるチャート分析というのがあります。
簡単に言うと、チャート分析とは株価の変動なんですが、
私は中でもインサイダー性の高い変動をしている会社の株に注目していました。
※これは、競馬の人にもわかりやすいように示した例です。
以上のように、急に株価を上げて、また急に株価を下げた企業には何か裏がある。
インサイダー性が高いと察知していました。
インサイダーというのは、村上ファンドで問題になりましたね。
インサイダー取引とは投資家の投資判断に重要な影響を及ぼすような
会社の内部者情報に接する立場にある会社役員や、関係者などが、
その重要事実が公表される以前に証券取引を行うことを示します。
村上ファンドが取り調べを受けたように、インサイダー取引は違反です。
しかし、違反とはいえど、インサイダー取引は行われていると考えています。
そこをチャートを用いて分析していました。
この手法を用いて、私はデイトレとして生活を賄っていました。
そうなんです。
別に競馬は仕組まれてるとか八百長とか言ってるのではなく、
株の世界よりも監視も甘いだろうから、
インサイダーたる人物は多く存在するのではないかと考えました。
私はデイトレ時代はこのチャート分析を利用して実績を残してきたので、
今回競馬ではチャートに変わる「ある物」を使えば、同じように実績を残せるのではないか?と考えたのです。
「ある物」とは何でしょう?
そうです。オッズです。
そこで、私は競馬好きの友人の力を借りながら、デイトレ時代に頼っていた
システムエンジニアを巻き込み、膨大な数のオッズ分析を行いました。
すると、やはりチャート分析で注目していた時と同じように、
競馬のオッズ分析でも注目すべきパターンが多数存在することに気がつきました。
これは昨年の11月23日東京10RのAタケデンイーグルの例です。
(デイトレ時代の癖もあり、オッズで分析するよりも馬券シェアで分析する方が
やりやすいので、私は馬券シェアと記載していますが、要はオッズと同じことです。)
ド素人でデイトレの私からすれば、最も競馬で勝つにはこの方法しかない、
いわば当たり前の手法ではあったのですが、競馬ファンの友人からすれば
斬新以外のなにものでもなかったようです。
今では友人も私の手法を利用して優雅な日々を送っているようです。
今でも「世の中はそんなに甘くない」という考えに変わりはありません。
現在の競馬環境だからこそ投資が可能になっているのです。
もしかしたら、今後デイトレやFXのように、周りが皆プロになってしまえば、
競馬で勝つことも難しくなるかもしれません。
しかし、現在の日本と競馬を取り巻く環境を見ていても、
今後数十年は利用できると推測しています。
Web2.0の恩恵を受けて育った平成世代のみが競馬をするようになった時には
今のように競馬で簡単に勝つことは難しくなっていることでしょう・・・。
そういう意味では、これから数十年後。
こんな会話がなされるかもしれません。