(cache) 小沢氏、政倫審の出席要求応じず 「国民は不正ないと理解」 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢氏、政倫審の出席要求応じず 「国民は不正ないと理解」

     民主党の小沢一郎幹事長は14日午後、資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件をめぐり、衆院政治倫理審査会への出席要求には応じない考えを示した。

     東京地検が小沢氏を不起訴処分としたことを踏まえ「強制力を持った検察の捜査に勝るものはない。その結果、不正はないと明らかになったのだから、国民ははっきり理解していただける」と述べた。訪問先の福岡県久留米市で記者団が事件について「政倫審などで積極的に説明する考えはないか」と質問したのに対し答えた。

     自民党など野党は小沢氏の政治的、道義的責任を追及するため政倫審への出席や証人喚問を要求。社民党の阿部知子政審会長も14日、政倫審で説明を尽くすよう求めており、与党内で今後、小沢氏の対応に不満が出る可能性がある。

     また小沢氏は幹事長職について「当面は国会で早く予算を通過させ、夏の参院選で過半数を目指すのが私に与えられた仕事だ。全力を尽くす」とあらためて続投を表明。市民団体が不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てたことには「検察審査会で議論していただければいい」と述べるにとどめた。

      【共同通信】