Hatena::Diary

耀姫の日記    このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-02-10

はてなブックマークのコメント欄の乱用問題。

 昨日『はてなブックマークの悪用について。ネット社会に巣食うモンスター科学評論家達』と題して、問題性を採り上げましたが、その結果、コミュニティー倫理観が非情脆弱で、容易に非行が連鎖することが明らかになったようです。コメント欄で、幾つものルール違反マナー違反が目に付くので、放置できないと感じます。無駄かもしれませんが、今回はいちおう教育者の視点から書いておきます。

 まず第一に、人様のプロフィールに対して、嘔吐する擬音の言葉を擦り付けてはいけません。重大なマナー違反です。なにやら言い訳めいたことを書き直しているようですが、私が書いたプロフィールの文章を引用している部分を除くと、嘔吐の擬音と感嘆符と疑問符しか残らないような、不適切な書き方になっていました。見ず知らずの人に対して、繰り返しこのような非常識なことを行えば、悪質な嫌がらせを行うストーカーとみなされることになるでしょう。もちろん、愚かな行為を働く人物に同調して、擁護したり星やコメントを付けるような、自らを貶める行為を働いてはいけません。増長を招けば、多くの人に対して同じような迷惑行為を繰り返し働く、劣悪なコミュニティーを形成する結果を招く可能性があります。それは、頭の悪い人がすることです。

 第二に、書き手が用いている言葉意味を摩り替えてはいけません。人が書いた文章を読むうえで最低限守らなくてはならない初歩的なマナーの一つです。読み書きを習い始めたばかりの小学生子供でも守っている基本的な事柄です。このルールが守れない人は他人が書いたものを読む資格がありません。言葉は生き物であり、厳密には使われる文章に応じて意味が異なります。それを勝手意味解釈すれば、どのような誤読や曲解でも可能になります。したがって、意味の摩り替えをやってしまうマナーの悪い基礎教養のない人物は、人とまともに議論できない致命的欠陥を抱えているとみなされることになります。身勝手言葉解釈を流布して人を攻撃すれば、その時点で常識をわきまえない倫理観が欠落したモンスター評論家確信されることになるでしょう。今回は「未科学」という言葉意味が、日本語として未だ定着しておらず(多くの用法が、他の言葉で置き換え可能なため、ほとんど使用される機会がない)未だはっきり定まっていないのをいいことに、相手が用いている言葉意味勝手自分が用意したものと摩り替えるトリックを用いて、攻撃する手段が用いられました。たとえ、故意でなかったとしても、これは読み手全てを騙して認識を歪める、情報化社会では許されない有害な行為と受け取られます。「未検証の仮説と未科学は違う」という主張は、多くの場合通用しません。この二つを同義として扱う人は大勢いるので、明らかに事実に反する、初歩的な言葉意味の取り間違いをしていることになります。「研究者が仮説について言及する事は未科学ではない」も、完全に間違った考え方です。未科学研究されて科学へと移行しますが、研究者が言及すると、瞬時に内容が変化して完成された科学知識になるようなことはありえません。研究者研究中の未科学の領域が存在するという事実を無視した、論理的に破綻した暴論になっています。議論に慣れた知能が高い人々は、このような小学生でも守っている初歩的なマナー違反トリックに簡単に引っかかって同調して他人を攻撃するような非行に走る事はありませんが、多くの一般の人はそうではないため、星を付けて評価してしまったようです。私が管理する掲示板でこのような騙しのテクニックを用いて、人々を扇動してバッシング行動へと仕向けて、不和を招くような非行を働けば、即刻強制退去処分になります。

 第三に、人格攻撃を働いてはいけません。「この人間はどうかしてる」といったコメントは、内容の伴わない人格攻撃で禁止事項です。良識がない言動をする人物を呼び集めて、さらに混乱を招く原因になります。もちろん、私が管理する掲示板で行えば、これも即刻退場です。存在そのものが許されません。

 第四に、一般の人が易しく読めるように書いてある文章の中に、未検証と感じる情報を見つけても、よく考えもしないで、短絡的発想で、ニセ科学トンデモと決め付けてバッシングしてはいけません。これもマナー違反です。専門家が一般の人向けに書く場合には、多くの事柄を省略して、要点のみに絞っているケースがほとんどです。詳しく書こうと思えば、本一冊軽く書けてしまいます。一つのテーマに対して、数千もの学術論文が存在することも珍しくなくなっています。一般の人向けに、逐一そのようなものを提示しようとする人はまずいません。専門家が根拠としている伏せられた膨大な知識に触れたことがないからこそ、未検証の事柄があたかも確定しているかのように書かれていると感じる場合がほとんどです。自分の見識不足の可能性が高いことを失念して、ニセ科学トンデモと決め付けてバッシングすれば、無知なまま、非科学的な発想に基づいて誤情報を流布する非行を働く状態に陥ってしまいます。自分にとって未だ科学的に判明していない事柄、イコール未科学の領域が、専門家にとっても未検証の領域と推理するのは誤っている場合がほとんどです。専門家のほうが、何千もの論文に目を通して裏付けのある知識を持っていて、専門領域に詳しいことが判らなくなってしまったら、専門家から知識を学ぶことは出来なくなります。学習行動にとって最も大切なこと謙虚さです。慢心して、自分が知らない知識を全て未検証とみなして否定していけば、何も新しいことを学ぶことは出来なくなります。もちろん、書かれている文章を読む意味がないことになります。先週から、このタイプの逸脱した非常識な発想に基づく問題行動に伴う混乱が続いています。知識がある人から素直に学ぶ謙虚さは、小学校入学時点で習得していなければならない事柄です。このレベルで躓いてしまえば、まともなコミュニケーションは取れないことになります。人が書いたものを批判するには、書かれた論理の道筋に錯誤があるとか、既知の科学知識に反する内容になっているとか、他の研究グループが行った追試の結果と食い違っていて事実とは認められない、といった明確な根拠を示す必要があります。このような理由が提示できないまま、強引にニセ科学と罵れば、根拠のない非科学的な発想に基づく出鱈目な妄言を流布しているにすぎないことになります。


 第五に、常識事実に反する非論理的なことを、あたかも正しい事柄であるかのように書いて、物事を理解する能力が低い人々の判断力を惑わしてはいけません。「最先端研究を活発にしている人ほど、日記未科学領域の情報を盛んに書き込むことになります」という私の記述を否定して、そんな軽率なことをする研究者はいないという、常識外れの事柄が書き込まれています。これは大きな間違いです。まず、優秀な人にとって科学的な事柄が、そうでない人にとっては未科学の事柄に見えるという問題があります。この点を無視すれば錯誤に陥ります。あまり優秀でない人は、他人が知っている事柄しか書けないことが多いのですが、優秀な人になればなるほど、他の人が知らない知識を次々と書き並べていくことが出来ます。結果的に、知らない人から見れば、未科学領域の情報が盛んに書き込まれているように見える状況が生まれるのは必然です。「頭がいい人ほど、他の人が知らないことを書く」という単純明快理屈が判らず、間違ったことを書いてしまうような人は、非常に珍しいと思います。6歳の子供達でも、この程度の理屈が判らないことはほとんどありません。コメント欄に星がたくさん付いていますが、何も考えることなく賛同したのでしょうか。


 以上5項目以外にも、問題性を抱えたコメントが幾つも書き込まれていますが、内容を観察すると、あまりにも非常識で低レベルコメントが多すぎることが見て取れます。本当に、そこまで頭が悪くてどうしようもない人達が集まってきているとは、書き込みに用いている言葉の選択能力から見て、考えられません。したがって、故意マナールールが守れない倫理観に脆弱性を抱えた人物を装って、常識からかけ離れた理屈の通らないことを書き立てて暴れる、モンスター科学評論家で構成されたグリーファーグループが存在すると判断するのが妥当な状況だと思います。このような迷惑行為が横行しているケースでは、まともな判断力を持った人々は、ほとんど静観モードを選ぶため、問題性を抱えた見苦しいコメントがずらっと並ぶ状況になっているのでしょう。

 昨日私は、はてなブックマークコメント欄を調査した結果、信頼できない素人判断のコメントがほとんどを占めている印象を受けたと書きました。情報処理の衆愚化という問題点を指摘したのですが、最も重要なこの問題に対して、誰一人コメント出来る人物がいなかった点も問題だと思います。昨日のブックマークコメント欄の反応を見て、衆愚化よりさらに悪い不良化が起こっていると判断した情報畑の有識者がほとんどのようで、私もそう感じました。このような形で情報を捻じ曲げるグリーファー集団の存在が、はてな資産全体にどの程度の悪影響を与えているのか、興味がわいてきました。

mayumi_charronmayumi_charron 2010/02/11 16:09  ブックマークのコメント欄に、「そもそもあなたの見地が科学的ではない」「結界防疫の根拠を出せ」「査読付き論文」などと、心得違いしたことをまだ執拗に書き込んでくる愚かな人達がいるので、ここに回答を示しておきます。

 仕事上は、第三者が検証可能な情報を提示しますが、神社に伝承されている防疫技術を一般の人向けに解説する場合はまったく話が違ってきます。査読付き論文といった、一般向けでないものを付け加えるつもりはありません。示せなければ科学的でない、トンデモ呼ばわりの誹謗中傷が可能という、反社会的な短絡発想は、モンスター科学評論家が振るう暴力と判断します。

 たとえば、フィトンチッド散布装置の、製品としての効果を検証するためには、次のような方面の論文を読みこなすことが求められます。空気中の水蒸気の状態によって、精油成分が漂っていられる時間に違いが出てきます。この物理現象に関連した論文を示しても、理解出来る人は限られています。医学を知っていても物理学を知らない防疫の専門家では、書かれている数式の意味がまったく拾えないケースがありました。数学が不得意で、役に立たないことが判明したその研究員は、旧帝大出身者でしたが即刻解雇しました。専門家ですらこうなのです。一般の人の理解を期待するのは不可能でしょう。また、査読を経た論文といっても、審査の手続きを通ったというだけで、内容が全て正しいとは限りません。論文の中に、正しい部分と間違っている部分が含まれることがありますが、それを選別するには、実際に実験をやって結果をみるしかないこともあります。論文を読むことを、文章を読むことと勘違いしている素人の人が多いのですが、書かれているものを読んだだけでは、論文を読んで理解できたことにはなりません。実際に実験をやってその結果を評価してはじめて、内容が理解できるのです。つまり、実験できる予算や環境を持っていない一般の人が、学術論文をまともに読みこなすことは事実上不可能です。能力があり、予算や環境も整っている人は、自分のレベルに合った、その分野の必要とされる論文を、自分で探して読み進めて、情報を取捨選択して知識を深めていけばいいことです。こういった理由から、一般人向けの読みものには、学術論文のリストなどを添付する慣習がありません。たった一つの製品でも、それを構成するのに必要な要素は、数十から、場合によっては数百を超えることがあります。何百もの査読付き論文のリストを添付して素人に読むように促すなど、慣習化されていない非常識な事柄です。これは、ハイテク技術を用いて作られた家電製品のことを、一般の人向けに説明している製品カタログなどを見れば明らかでしょう。メーカーのカタログを読んで、査読付き論文のリストが見当たらないことを理由に、ニセ科学とかトンデモと決め付ける誹謗中傷行為を繰り返し働いて、一般的な常識や慣習から逸脱した不当な要求を執拗に企業に対して繰り返し続ければ、迷惑行為を働くストーカーとして、民事刑事両方の被告席に立たされる可能性も出てきます。

 繰り返しになりますが、公表された未検証の研究内容を、根拠を示すことなくニセ科学とかトンデモと決め付けるのは、科学者が最もしてはならないこととされています。新しい技術が提案されたり、仮説が提唱されても、その裏付けとなる現象が発見されるまでに10年かかるか50年かかるか分からないものも少なくありません。本当に科学的に物事を考える人々は、そのようなものの評価を保留します。根拠を示すことなく誤情報をばら撒いて、科学や医療の発達を妨げる有害な活動を行えば、科学知識を取り扱う世の中のルールを守っていないと判断されて、学会や報道の場などから実質的に締め出される処置を受けても仕方ありません。

 中学生のとき、理科の教師にどうして風邪を引いたことがないのかと質問されて、うちわの由来について解説しました。この話に興味を抱いたのは、学園と繋がっている大学の教授陣なども含まれています。香木のサンプルを分析した人もいます。しかし、何百人もの人々の誰一人として、査読付き論文の提示を私に求めたりはしませんでした。神社に伝わる扇子の話に、学術論文が付けられる必要があると考える時点で、一般人の常識的発想からかけ離れた、非常識な発想に陥っていると思います。

 神社に伝わる技術は科学的考察過程を経て構築されたものではありません。未科学の領域の存在です。すでに何度も言及していますが、そこから現代の技術に移植されて、市販された製品によって、原理の正しさと有効性が実証済みです。研究室内で、香木の扇子を用いて、科学的に得られた、イン・ビトロ(試験管)的なデータはありますが、それらは内部の研究資料であり、外部に出すことはありません。イン・ビトロの研究は、製品化による評価にくらべて、第三者の視点から情報の真偽を見極めるうえで、実用的信頼性が低いと判断します。したがって、素人向けに解説する読み物に、無意味な資料を添付する予定はありません。これは、防疫などの科学技術に対する基本的な理解力の問題です。市販品が存在するという事実を示されても、なおも第三者が検証可能な研究資料うんぬん騒ぐほうが間違っています。研究施設内(イン・ビトロ)で有効そうなデータが出ていても、さまざまな外的要因が絡み合ってくる、実際にその技術を活用する日常的な場面では、大きく異なる結果が出てしまい、まるで役に立たないケースがよくあります。研究室内で得られたデータを、第三者が検証可能な信頼できる情報と、単純な発想で妄信するのは、こういったイン・ビトロの研究に付随する重大な問題点をまったく知らない素人のみです。「科学的手法」と「疫学」を学ぶべきだなどと、防疫技術に関するまったくの素人の視点から指摘して、ニセ科学やトンデモとレッテルを貼るのは、とんでもない考え違いです。反省と謝罪を求めます。もちろん、私が雇用している研究者の中に、このような勘違いを書き立てる愚か者がいた場合には、即刻解雇します。一見実験データの内容はよくても実用性のない研究をされてしまうと、何億もの研究費が無駄に食い潰されるだけで、実のある答えが出てこない状況を招きかねません。そんな心得違いした研究者が、ブレイン・マシン・インターフェイスの技術開発の現場などにいてもらっては困るのです。こういった、専門家の間では常識となっている問題を理解しておらず、地に足が着いていない、研究資料神話を頭の中で妄信しているモンスター科学評論家ほど迷惑なものはありません。技術が移植された、第三者が検証可能な製品が、すでに現実の世界に複数市販されていると説明すれば、小学生でもそれを調べれば内容が理解できると考えます。難しい学術論文に書かれた、費用や手間のかかる実験をするのは科学的なことだが、製品を使用することはニセ科学だとかトンデモだと考える人はいません。今回のケースでは、小学生でも分かることが分からないふうを装って、故意に暴れていると判断するのが妥当なようです。「そもそもあなたの見地が科学的ではない」という指摘は、事実無根の誹謗中傷と判断します。何度説明しても反省できない様子が見て取れるので、ニセ科学、トンデモ、反知性的といった指摘の訂正と、事実無根の誹謗中傷に対する謝罪を求めます。

 最後に、非科学の視点からも解説しておきます。

 神社に伝わる、一般人から見たときに未科学の状態にある防疫技術は、科学的手法のように、人の手で検証しなければ信頼性が確保できないような、あやふやな知識の体系から作られたものではありません。生まれたときから私達が持っている、実証しなくてもその正しさと普遍性がすでに確定している知識の体系から生まれてきたものなので、科学技術よりもはるかに信頼性が高く、西洋医学よりも圧倒的に優れているのです。だからこそ、科学知識が発達していなかった、吉備真備の時代に、迷信ではない高度な防疫技術の体系を構築することが可能だったのです。これについては、『遺伝子情報系と生得的真理と科学知識と伝承文化の関係』として、特集を組んで解説していく予定です。神社に伝わる防疫技術を、一般人向けに判りやすく解説するときには、現代の科学知識や科学技術の考え方用いて解説するスルスタイルを取っています。しかし、私達専門家が、実際に防疫技術を使用するときや、改良を施して技術を発展させていくときには、科学知識を用いたり、科学的視点から考えているわけではありません。遺伝子情報系は科学知識を凌駕するデータを用いて、私達の体や脳や深層心理やライフスタイルを自己組織化させています。仮想的な平穏時の話ですが、その正しさは、科学知識のように人の手で検証しなければならないものではありません。持って生まれたときから、普遍的な正しさを有しているもの、すなわち真理です。遺伝子情報系が人の体・脳・深層心理・生存の様式を自己組織化するメカニズムを、そのまま用いて構築されている神社に伝わる防疫技術は、科学技術のように検証する必要がない、最初から正しいことが確定している存在です。これは、人の体が、正しい形を持って存在して動いているのと同じ意味を持ちます。また、ハチなどの昆虫が製作する複雑な巣が、正しい構造や機能を備えていることが最初から確定しているのと同じ意味を持ちます。言ってみれば、人の体が生まれながらに正しく機能するのと同じように、神社に伝わる防疫技術の体系も生まれながらに正しく機能するように、自己組織化されているのです。この点が、西洋型の思考様式が生み出した科学技術の体系とはまったく異なります。もちろんこれは、遺伝子がどのようにして人間の脳を作り出しているのかを研究している、私達の専門分野で扱う事柄でもあります。科学知識と一対を成す、遺伝子情報系が集積している非科学の知識の体系が、研究対象です。科学的視点から生命情報学の手法を用いて記述・分析・説明・操作することが可能になっています。人間を取り巻く、科学・未科学・非科学・自然・遺伝子・真理・生体・伝承文化・技術・生存の様式といったものの本質が見えていないと、理解することは出来ません。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/mayumi_charron/20100210/1265747773