「ラグビートップリーグ入れ替え戦」(13日)
トップリーグ2チームが残留を決めた。12位のリコーは秩父宮でトップチャレンジ(TC)3位のマツダを59-12で退けた。マツダは入れ替え戦3連敗。11位の近鉄は花園で、TC4位で2季ぶりの復帰を目指した横河武蔵野を28-8で下した。8年目の来季はともに初昇格のNTTコミュニケーションズ、豊田自動織機を加えた計14チームで争う。
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リコーは9トライを奪う猛攻で降格を阻止。元日本代表で副将のロック田沼は、残留を置き土産に引退を表明した。W杯に2度出場し、歴代10位の42キャップを誇る36歳のベテランは「イメージするプレーができなくなった。チームに影響が出る」と、引退を決断した。今後も「ラグビーの良さを伝えていきたい」と話した。
(2010年2月14日)