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「KOの興毅」3・27ポンサク戦で復活

会見後、ポンサクレックのパネルにかみつく亀田興(撮影・鹿野芳博)
会見後、ポンサクレックのパネルにかみつく亀田興(撮影・鹿野芳博)

 WBC世界フライ級王者亀田興毅(23=亀田)が初防衛戦で自らノルマを課した。都内で12日、3月27日に東京・有明コロシアムで同級暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(32=タイ)と王座統一戦を行うと発表。興毅は「KO狙います。8~10回で仕留めたい。オレに出した宿題みたいなもの」と宣言した。興毅はこれまでの3度の世界戦すべてが判定勝利。「亀田とKOはセット」を因縁の相手との世界戦で復活させ、真の王者を証明する。

 自らに言い聞かせるように、興毅が「KO」を繰り返した。会見で「KO狙います」と言い切ると、会見後も「倒しにくい選手やけどオレに出した宿題みたいなもの」とあらためて宣言。過去3度の世界戦はすべて判定勝ちで、前回内藤戦も3回KOを予告したが実現しなかった。それでも「もう作戦は考えてる。ポンサクレックやし『ポン、ポポポン』ってKOでな。気持ちは『亀田とKOはセット』。初心に戻ってな」と言うと、ポンサクレックのパネルを手で割り、豪快にかみつくパフォーマンスも披露した。

 かつて同級王座を17回も防衛したポンサクレックとは因縁がある。その当時、興毅は2度スパーリングを経験した。1度目は02年11月、2度目は04年2月。「最初はグリーンツダで公開練習やってた時。2度目はタイに行ってやった」。当時、興毅は「ボコボコにしてやった」と豪語し、ポンサクレックを「そんなに大口をたたくならリングでやろう」と激怒させた。「因縁みたいなものがあって、ずっと試合がしたいと思っていた。今回勝って、初めて王者になったと思える」と興毅。当時の発言が大口でなく、自分が真の王者だと証明するには、ポンサクレック相手に世界戦初のKO勝利を飾ることが最善の方法となる。

 有言実行に向け、近日中にフィリピン合宿に出発する。「ポンサクは強いと思う。でもオレはもっと上を目指してるから、しっかり勝たんとアカン。KOで勝ちたい」。77戦でKO負け1度という強敵相手に、「世界最強」への道を歩む2階級王者は高いノルマを自らに課した。【浜本卓也】

 [2010年2月13日8時59分 紙面から]


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