「感動もトラウマも、すべてここにある」"サブカル聖地"ロフトプラスワンの道標
2010年02月14日11時20分 / 提供:日刊サイゾー
新宿区歌舞伎町の地下深くに長年佇むトークライブハウス「ロフトプラスワン」。政治、アニメ、音楽、エロ、お笑い、アイドル......何でもありのこの空間で、故・中島らもやリリー・フランキー、大槻ケンヂといった一癖ある天才達も幾度となくトークを展開し、観る者に感動や勇気やトラウマを与えてきた。
そんなサブカルの中心を走り続けてきた「ロフトプラスワン」を10年以上見つめ続けてきたのが、店長の天野宇空氏。ここで巻き起こった伝説を誰よりも知る天野氏に、過去の危ないエピソードや、今後の野望などをうかがった。
――「ロフトプラスワン」(以下、プラスワン)は、今年の7月でオープンから15周年を迎えるそうですね。まずは、ご存知ない方へ向けてどんなお店か教えてください。
天野宇空店長(以下、天野) 多分、ウチが日本で初めてのトーク専門のライブハウスじゃないかな? 居酒屋形式で、お客さんだけでなくステージ上の出演者も飲食しながら、自宅にいるようなダラッとした雰囲気でトークライブが楽しめるお店です。
――プラスワンは、メディアから「サブカルの殿堂」などと紹介されることも多いですが、「サブカル」というものを意識されているんですか?
天野 特に意識したことはありません。正直、「サブカルって何?」ってくらい。逆に、書店のサブカルコーナーの棚を見た時、「やたらウチの出演者の本が並んでるなぁ」って思うことはあります(笑)。
――イベントの出演者を見ると、テレビに出ているような有名人から素人まで、実に幅広いですね。
天野 ウチは出演者が有名だろうが無名だろうが、面白そうな企画なら基本的に何でもやりますから。今でこそ有名な方に大勢出て頂いていますが、昔はもっと「誰?」って人がぞろぞろ出てくるイベントが多かったですね。
――ステージ上でのルールはありますか?
天野 "タブー無き言論空間"を標榜していますので、表現についての規制は丸っきりありません。しいて言うなら"パンツは脱がない"くらいですかね。それすらロクに守られてないけど(笑)。
――出演者による過激な発言やパフォーマンスも、ウリの一つということですね。
天野 例えば政治的な過激発言があったとしても、それは表現として守られるべきだろうと思いますし。常に一番とんがったことをやっている場所でありたいですね。
――プラスワンでは、「新宿情報発信基地」を謳っていらっしゃいますが、その言葉通り、ここでイベントとしてやっていたことが、後々広まって全国区になるケースも多いですよね。
天野 例えばエアギターなんかがそうですよね。ウチは結構早くからやっていましたから。ちなみに今は"エアオケ"がちょっとしたブームで、度々イベントもやっているんですけど。
――エアオケって何ですか?
天野 歌っている人の横でエアギターをやるっていう。カラオケのエア版みたいな。
――エアギターも進化しているんですね。ちなみに最近人気のイベントには、どんなものがありますか?
天野 レギュラー化しているもので言うと、3月には「24時間耐久アニソン1000曲メドレー」というイベントがあります。参加者全員で、24時間ひたすらアニソンを1000曲歌うっていう。
――1000曲達成出来るものなんですか?
天野 過去3回くらいやっているんですけど、800曲ちょっとで時間切れになっています。あとは、「瀧川先生のエロメール添削スライドショー」も毎回人気ですね。瀧川先生は普段は俳優さんなんですけど、エロメールの添削芸でDVDを出したり、ツアーに出たりしてる方で。他にもくすぐり合いのキャットファイトの「くすぐリングス」や、ひたすらネットゲームをやる「東京ゲームナイト」、大喜利のイベントなんかも人気です。
――最近は堀江貴文さんのトークライブも人気だとか。
天野 「ホリエモントークライブ」は、月1で毎回いろいろなゲストを迎えていて、岩井志麻子さんや西原理恵子さん、竹中平蔵さんがいらしたり。
――随分、大物が出られていますね。
天野 堀江さんのイベントではないですが、先日は鈴木宗男さんと福島瑞穂さんにもご出演頂きました。これに限らず、プラスワンではスケジュールに書いてない大物有名人も、サプライズゲストとしてバンバン出て頂いているんですよ。正直、事務所を通すとお金もかかりますから(笑)、「遊びに来ました〜」みたいな感じで。そういえば舞台に出たわけじゃないんですけど、宇多田ヒカルさんも「イベント見たい」って言ってくれて、何度か遊びに来てくれたことありますよ。
――あの宇多田ヒカルが!?
天野 SPも来てたけどね(笑)。
――先日、過去のイベント映像が収録された「公式海賊版」というDVDシリーズを一挙リリースされたそうですね。
天野宇空店長(以下、天野) ウチは年間で500〜600本くらいのイベントをやっていて、それを15年間ずっとビデオに録ってるいんですが、「それってすごいよね」って話が前から出ていて。なので、いろんなジャンルのイベントをラインナップしてDVD化していこうと。あと、ダウンロード版もニコニコ動画の「ロフトチャンネル」で有料配信しています。
――DVDのラインナップには、どのようなものがありますか?
天野 堀江貴文さんのイベントだったり、人喰い事件の佐川一政さんだったり、連合赤軍とは何だったのかみたいなものだったり。あとは、環境問題とか、女装とか、アイドルとか、虫喰いとか......とにかくバラエティーに富んでいるので、どんな人でも1つ「ちょっと見たいな」って引っかかってくれるものが見つかると思います。
――発売後の反響はいかがですか?
天野 送料込みで980円という気軽に見て頂ける価格設定なので、お店に来られないような遠方の方にもご好評頂いています。
――特におすすめのタイトルはありますか?
天野 「悪役プロデューサー高須基仁 ロフトプラスワン全記録vol.1」ですかね。出版プロデューサーの高須基仁さんのイベントで、もう10年以上やっているものを、アーカイブという形で1本にまとめました。
――見どころはどこですか?
天野 高須さんがブチ切れる瞬間ですね。イベント中に怒って客席にマイクスタンドを投げたんですよ。それでお客さんが怪我しちゃって、高須さんが治療代を100万円くらい払ったっていう"事件"があったんです。DVDにはその時の映像もしっかり入っているので、どんな状況だったか是非見て頂きたいですね。
――笑っていいやら、怖がっていいやら(笑)。
天野 高須さんは、未だにその映像を「プロモーション映像だ」って言って、自分の登場の時に毎回流すんですよ。「今からこんな危険な男が登場するぜ!」的なあおりで(笑)。
――そのエピソードも、出演者とお客さんの距離が近いプラスワンならではといった感じですね。
天野 最前列なんて、出演者と同じテーブルを囲んでいるのと同じくらいの近さですしね。へたするとイベントによっては、実際に出演者と一緒に呑めたりするし。
――実は私も学生の時、ここでみうらじゅんさんや根本敬さんと同じテーブルを囲んだ経験があります。
天野 でしょ? 僕もここで働く前に客として来ていた時は、やっぱり出演者と一緒に呑んだりしてましたから。
――憧れの人を身近に感じられる貴重なお店ですね。
天野 そういう経験って絶対に忘れないですしね。そうなってくると、逆に「いつかは出てやりたい」って思ってくれることに繋がるのかなぁって。今、出演してくれている人の中にも、実際に「田舎から出てきて初めてプラスワンに来た時に、庵野秀明監督と呑めたんですよ〜!」って人がいたりしますし。
――きっと、プラスワンによって人生が左右された人も少なくないんでしょうね。
天野 やっぱりライブハウスって、お客さんの心に何かを残すってことが大切だと思うんです。それは感動でもトラウマでもいいんだけど、ずっと忘れないようなインパクトを残すことが、何より重要ですよね。
――トラウマといえば、一触即発になりかねないようなイベントも数々やられていますよね。
天野 そうですね。例えば、数年前に『靖国 YASUKUNI』という映画が自主規制で上映出来なかったりして、話題になったことがあったじゃないですか。あの時に、実際に右翼の人に見てもらったらどうなるの? ってことで、右翼の方だけ集めて試写会をやったんです。
――騒ぎになりませんでしたか?
天野 いや、全く。襲撃も無かったし。それで「ああ、大丈夫なんだ」っていうことが分かったので、映画館での上映が決まって。やっぱりプラスワンは、そういうことが出来る場所でありたいなって思います。
――実際に、出演者とお客さんがケンカになったことってあるんですか?
天野 何度もありますよ。映画監督の渡辺文樹さんが出演した時も、右翼が『天皇伝説』って映画に反対して何人かでヤジリに来て、ワーワーと怒号が飛び交いました。でも、そういう人でもちゃんとローソンでチケットを買って来てくれるので、大切なお客様です(笑)。
――プラスワンは7月で15周年ということですが、それにちなんだ展開はあるのでしょうか?
天野 7月と8月は、アニバーサリー月間としてイベントを盛り上げていく予定です。あとは、「ロフトプラスワン公式サウンドトラック」っていうCDが出せたらいいなあと。
――トークライブハウスのサントラって、正直ピンと来ないのですが......。
天野 でしょ? でもね、意外とレギュラーのイベントにはテーマ曲があったりしますし。出演者の方には音源者の方も多数いますから、新曲もありえると思いますよ。
――では最後に、天野さんが考える理想的なプラスワンとは?
天野 実はこの店のオーナーも僕も、ここで働く前にバックパッカーをやっていたんです。バックパッカーの連中って、国にハマることをよく「俺、この国に呼ばれてる」とかって言い方するんですけど、それと同じでプラスワンで働いてるスタッフや、ここにハマってるお客さんて、きっと"呼ばれて"集まっているんじゃないかなって思うんです。できれば、ずっとそんな場所であり続けたいですね。
(取材・文=林タモツ)
●ロフトプラスワン
<http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/>
●公式海賊版DVD
<http://www.loft-prj.co.jp/kaizoku/>
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――「ロフトプラスワン」(以下、プラスワン)は、今年の7月でオープンから15周年を迎えるそうですね。まずは、ご存知ない方へ向けてどんなお店か教えてください。
天野宇空店長(以下、天野) 多分、ウチが日本で初めてのトーク専門のライブハウスじゃないかな? 居酒屋形式で、お客さんだけでなくステージ上の出演者も飲食しながら、自宅にいるようなダラッとした雰囲気でトークライブが楽しめるお店です。
――プラスワンは、メディアから「サブカルの殿堂」などと紹介されることも多いですが、「サブカル」というものを意識されているんですか?
天野 特に意識したことはありません。正直、「サブカルって何?」ってくらい。逆に、書店のサブカルコーナーの棚を見た時、「やたらウチの出演者の本が並んでるなぁ」って思うことはあります(笑)。
――イベントの出演者を見ると、テレビに出ているような有名人から素人まで、実に幅広いですね。
天野 ウチは出演者が有名だろうが無名だろうが、面白そうな企画なら基本的に何でもやりますから。今でこそ有名な方に大勢出て頂いていますが、昔はもっと「誰?」って人がぞろぞろ出てくるイベントが多かったですね。
――ステージ上でのルールはありますか?
天野 "タブー無き言論空間"を標榜していますので、表現についての規制は丸っきりありません。しいて言うなら"パンツは脱がない"くらいですかね。それすらロクに守られてないけど(笑)。
――出演者による過激な発言やパフォーマンスも、ウリの一つということですね。
天野 例えば政治的な過激発言があったとしても、それは表現として守られるべきだろうと思いますし。常に一番とんがったことをやっている場所でありたいですね。
――プラスワンでは、「新宿情報発信基地」を謳っていらっしゃいますが、その言葉通り、ここでイベントとしてやっていたことが、後々広まって全国区になるケースも多いですよね。
天野 例えばエアギターなんかがそうですよね。ウチは結構早くからやっていましたから。ちなみに今は"エアオケ"がちょっとしたブームで、度々イベントもやっているんですけど。
――エアオケって何ですか?
天野 歌っている人の横でエアギターをやるっていう。カラオケのエア版みたいな。
――エアギターも進化しているんですね。ちなみに最近人気のイベントには、どんなものがありますか?
天野 レギュラー化しているもので言うと、3月には「24時間耐久アニソン1000曲メドレー」というイベントがあります。参加者全員で、24時間ひたすらアニソンを1000曲歌うっていう。
――1000曲達成出来るものなんですか?
天野 過去3回くらいやっているんですけど、800曲ちょっとで時間切れになっています。あとは、「瀧川先生のエロメール添削スライドショー」も毎回人気ですね。瀧川先生は普段は俳優さんなんですけど、エロメールの添削芸でDVDを出したり、ツアーに出たりしてる方で。他にもくすぐり合いのキャットファイトの「くすぐリングス」や、ひたすらネットゲームをやる「東京ゲームナイト」、大喜利のイベントなんかも人気です。
――最近は堀江貴文さんのトークライブも人気だとか。
天野 「ホリエモントークライブ」は、月1で毎回いろいろなゲストを迎えていて、岩井志麻子さんや西原理恵子さん、竹中平蔵さんがいらしたり。
――随分、大物が出られていますね。
天野 堀江さんのイベントではないですが、先日は鈴木宗男さんと福島瑞穂さんにもご出演頂きました。これに限らず、プラスワンではスケジュールに書いてない大物有名人も、サプライズゲストとしてバンバン出て頂いているんですよ。正直、事務所を通すとお金もかかりますから(笑)、「遊びに来ました〜」みたいな感じで。そういえば舞台に出たわけじゃないんですけど、宇多田ヒカルさんも「イベント見たい」って言ってくれて、何度か遊びに来てくれたことありますよ。
――あの宇多田ヒカルが!?
天野 SPも来てたけどね(笑)。
――先日、過去のイベント映像が収録された「公式海賊版」というDVDシリーズを一挙リリースされたそうですね。
天野宇空店長(以下、天野) ウチは年間で500〜600本くらいのイベントをやっていて、それを15年間ずっとビデオに録ってるいんですが、「それってすごいよね」って話が前から出ていて。なので、いろんなジャンルのイベントをラインナップしてDVD化していこうと。あと、ダウンロード版もニコニコ動画の「ロフトチャンネル」で有料配信しています。
――DVDのラインナップには、どのようなものがありますか?
天野 堀江貴文さんのイベントだったり、人喰い事件の佐川一政さんだったり、連合赤軍とは何だったのかみたいなものだったり。あとは、環境問題とか、女装とか、アイドルとか、虫喰いとか......とにかくバラエティーに富んでいるので、どんな人でも1つ「ちょっと見たいな」って引っかかってくれるものが見つかると思います。
――発売後の反響はいかがですか?
天野 送料込みで980円という気軽に見て頂ける価格設定なので、お店に来られないような遠方の方にもご好評頂いています。
――特におすすめのタイトルはありますか?
天野 「悪役プロデューサー高須基仁 ロフトプラスワン全記録vol.1」ですかね。出版プロデューサーの高須基仁さんのイベントで、もう10年以上やっているものを、アーカイブという形で1本にまとめました。
――見どころはどこですか?
天野 高須さんがブチ切れる瞬間ですね。イベント中に怒って客席にマイクスタンドを投げたんですよ。それでお客さんが怪我しちゃって、高須さんが治療代を100万円くらい払ったっていう"事件"があったんです。DVDにはその時の映像もしっかり入っているので、どんな状況だったか是非見て頂きたいですね。
――笑っていいやら、怖がっていいやら(笑)。
天野 高須さんは、未だにその映像を「プロモーション映像だ」って言って、自分の登場の時に毎回流すんですよ。「今からこんな危険な男が登場するぜ!」的なあおりで(笑)。
――そのエピソードも、出演者とお客さんの距離が近いプラスワンならではといった感じですね。
天野 最前列なんて、出演者と同じテーブルを囲んでいるのと同じくらいの近さですしね。へたするとイベントによっては、実際に出演者と一緒に呑めたりするし。
――実は私も学生の時、ここでみうらじゅんさんや根本敬さんと同じテーブルを囲んだ経験があります。
天野 でしょ? 僕もここで働く前に客として来ていた時は、やっぱり出演者と一緒に呑んだりしてましたから。
――憧れの人を身近に感じられる貴重なお店ですね。
天野 そういう経験って絶対に忘れないですしね。そうなってくると、逆に「いつかは出てやりたい」って思ってくれることに繋がるのかなぁって。今、出演してくれている人の中にも、実際に「田舎から出てきて初めてプラスワンに来た時に、庵野秀明監督と呑めたんですよ〜!」って人がいたりしますし。
――きっと、プラスワンによって人生が左右された人も少なくないんでしょうね。
天野 やっぱりライブハウスって、お客さんの心に何かを残すってことが大切だと思うんです。それは感動でもトラウマでもいいんだけど、ずっと忘れないようなインパクトを残すことが、何より重要ですよね。
――トラウマといえば、一触即発になりかねないようなイベントも数々やられていますよね。
天野 そうですね。例えば、数年前に『靖国 YASUKUNI』という映画が自主規制で上映出来なかったりして、話題になったことがあったじゃないですか。あの時に、実際に右翼の人に見てもらったらどうなるの? ってことで、右翼の方だけ集めて試写会をやったんです。
――騒ぎになりませんでしたか?
天野 いや、全く。襲撃も無かったし。それで「ああ、大丈夫なんだ」っていうことが分かったので、映画館での上映が決まって。やっぱりプラスワンは、そういうことが出来る場所でありたいなって思います。
――実際に、出演者とお客さんがケンカになったことってあるんですか?
天野 何度もありますよ。映画監督の渡辺文樹さんが出演した時も、右翼が『天皇伝説』って映画に反対して何人かでヤジリに来て、ワーワーと怒号が飛び交いました。でも、そういう人でもちゃんとローソンでチケットを買って来てくれるので、大切なお客様です(笑)。
――プラスワンは7月で15周年ということですが、それにちなんだ展開はあるのでしょうか?
天野 7月と8月は、アニバーサリー月間としてイベントを盛り上げていく予定です。あとは、「ロフトプラスワン公式サウンドトラック」っていうCDが出せたらいいなあと。
――トークライブハウスのサントラって、正直ピンと来ないのですが......。
天野 でしょ? でもね、意外とレギュラーのイベントにはテーマ曲があったりしますし。出演者の方には音源者の方も多数いますから、新曲もありえると思いますよ。
――では最後に、天野さんが考える理想的なプラスワンとは?
天野 実はこの店のオーナーも僕も、ここで働く前にバックパッカーをやっていたんです。バックパッカーの連中って、国にハマることをよく「俺、この国に呼ばれてる」とかって言い方するんですけど、それと同じでプラスワンで働いてるスタッフや、ここにハマってるお客さんて、きっと"呼ばれて"集まっているんじゃないかなって思うんです。できれば、ずっとそんな場所であり続けたいですね。
(取材・文=林タモツ)
●ロフトプラスワン
<http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/>
●公式海賊版DVD
<http://www.loft-prj.co.jp/kaizoku/>
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