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新衆院議員会館:「小沢系」「非小沢系」部屋割りくっきり

新しい衆院第1議員会館
新しい衆院第1議員会館

 民主党は6月に完成する新しい衆院議員会館の部屋割りを決め、各議員に通知した。小沢一郎幹事長の部屋付近には、側近や昨年の衆院選で小沢氏の支援を受けて当選した女性議員らがずらりと並ぶ。一方、小沢氏と距離を置く顔ぶれは別の階に集められるなど、新たな部屋割りは党内の人間関係を浮き彫りにしている。

 建設中の新議員会館は衆院2棟、参院1棟。在任中は各議員に事務室1室(約100平方メートル)が無償提供される。

 小沢氏はこれまでと同じ、首相官邸に最も近い第1議員会館の605号室に陣取った。両隣を側近の元秘書、樋高剛氏と山岡賢次国対委員長が固めるのも今と同じ並びだ。同じ階には、小沢氏に近い細野豪志組織・企業団体委員長や海江田万里政治改革推進本部事務局長のほか、青木愛氏、田中美絵子氏、福田衣里子氏らが顔をそろえる。

 一方で、小沢氏と距離を置く前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相、枝野幸男行政刷新担当相、野田佳彦副財務相ら、渡部恒三元衆院副議長が「七奉行」と呼ぶ面々は、8階に集結する格好となった。さながら第1会館は、6階が「小沢ストリート」、8階が「非小沢ストリート」という様相を呈している。【念佛明奈】

毎日新聞 2010年2月10日 22時35分(最終更新 2月10日 23時32分)

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