「群系」
広く文学についての同人誌です。「特集 大岡昇平」は五回を数えます。
発表論文については「国文学年鑑」などにそれぞれ題目が載っています。
国会図書館、日本近代文学館、神奈川県近代文学館、国文学資料館などで見られます。
14号は「特集 川端康成」です。
「12号」の表紙
発行 群系の会
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「特集 大岡昇平」リスト
他、各号目次を画像で紹介します。号数をクリックして下さい。
(ちょっと重いです。後で考えますがとりあえず。)
第7号(H6.8.15) 特集 大岡昇平
・「武蔵野夫人」論 ―“復員兵”という物語 永野 悟
・「清姫」考 ―伝奇の平叙される場所 野寄 勉
・白のイメージ ―「花影」からの距離 取井 一
・『大岡昇平論』夜話 ゆりはじめ
・〈大岡神話〉 菊田 均
・【書評】樋口覚著『三人の跫音 大岡・富永・中原』 安宅夏夫
・【窓】一九九四年の大岡昇平 野寄 勉
第9号(H8.8.31) 特集 大岡昇平(二)
・「来宮心中」を読む ―殺意と愛着 野寄 勉
・「花影」論 ―恋の桜 関塚 誠
・「雅歌」論 ―人・都市・時代の腐朽と六〇年代 河野基樹
・「愛について」論 ―〈現代〉を描く視点と方法 永野 悟
第10号(H9.10.30)特集 大岡昇平(三)
・大岡昇平『少年』論 ―母・神・マリヤ 関塚 誠
・大岡昇平「お艶殺し」を読む ―“探す自分”への違和・親和 野寄 勉
・大岡昇平のジイド批評
―ジイド受容の日本元年〈昭和八年〉における 河野基樹
・「関係」を求めて ―小説『事件』の明解さ 取井 一
・〈大岡昇平展〉開催される 河野基樹
第11号(H10.9.10) 特集 大岡昇平(四)
・大岡昇平のスタンダール
―文学活動のパースペクティヴを形成するものとしての 河野基樹
・大岡昇平『出征』論 ―戦争、共犯の意識 関塚 誠
第12号(H11.11.20) 特集 大岡昇平(五)
・大岡昇平『少年』論(二) ―漱石・震災・スノッブ 上昇志向 関塚 誠
・大岡昇平、石原吉郎との対談 ―「名前の重さ」をめぐって 野寄 勉