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意識の始まり/原始の自由と差別/善玉・悪玉――立川文庫体験 |
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映画と文学の混沌の時代/大衆小説の人気/ニヒリズムの芽生え/左翼経験と演劇経験/大正文学と外国文学/革命と文学と結核/フランス文学の流行 |
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ヒュネカーに導かれて/科学と哲学の間/「協力する三角関係」の中で |
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子ども殺しと父親の秘密/監獄体験と母のこと/失敗続きの新聞記者時代 |
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結婚にいたるまで/同人誌「構想」に加わる/ゼロ体験という原点/『ファウスト』をめぐって/開戦の前後/そして戦争/短波で戦況をきく/戦時中の神戸/同人誌の仲間たち/「新経済」のころ |
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応召,フィリピンへ/暗号兵の生活/敗走,山へ/捕虜収容所で敗戦をきく |
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『俘虜記』を考える枠組/『俘虜記』の重要性/戦後の文学の「大きさ」/『死靈』をめぐって/戦後文学誕生のころ |
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敗戦直後の文学状況/「近代文学」創刊のころ/雑誌づくりの苦労/小林秀雄の“誤訳”事件/赤字続きの「近代文学」/戦後文学は終ったか/同人百態/「火の会」と「夜の会」 |
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独歩の『武蔵野』に挑戦/会合の時代/スタンダールの「政治学」/戦後作家の意気込み/米欧回遊/戦後の最初の絶望期/抵抗の伝統のない日本/『武蔵野夫人』の魅力 |
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政治と文学の力学/「国家の死滅」への裏切り |
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「声」の同人たち/大同団結した「記録芸術の会」/異常児・荒正人 |
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安保と吉本隆明/内ゲバ停止を求める/「娘に引かれて」/江藤淳の「先見の明」/日本文化会議と小林・池島/真空地帯行く磯田光一/新しい占領史論への期待/サド裁判のころ/戦後派びいき/「大波小波」のエピソード/『レイテ戦記』のころ |
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「虚体」をめぐって/時代の変化/日本文学の低落 |
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三島事件の頃/核兵器と国家/文学的統一理論/花田清輝と匿名批評 |
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『少年』と『夢魔の世界』の頃/芸術院会員辞退事件と武田泰淳/梅崎春生と椎名麟三/カトリック作家の増加/『成城だより』の訂正二つ/ベストセラーは災難/『ながい旅』をめぐって |
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区切りに生まれて/衰弱する文壇/妄想と言語観/世紀と共に歩んで |
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