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【芸能・社会】歌謡番組司会の第一人者 玉置宏さん 死去2010年2月13日 紙面から
「1週間のごぶさたでした」の名調子で親しまれた司会者の玉置宏(たまおき・ひろし、本名宏行=ひろゆき)さんが11日午前10時33分、脳幹出血のため神奈川県内の病院で死去した。76歳。川崎市出身。葬儀は近親者のみで済ませた。後日、お別れの会を開く。 明治大卒業後、文化放送アナウンサーに。退社後、歌手の故三橋美智也さんの専属司会を務め、1958年から19年間、テレビの歌謡番組の草分け「ロッテ歌のアルバム」の司会を担当した。流麗な語り口と、歌手の特徴をよくつかんだ紹介で、歌謡番組司会の第一人者として活躍した。 テレビ朝日系「スターものまね大合戦」のほか、ラジオで長年続いたニッポン放送の「玉置宏の笑顔でこんにちは!」や「平凡アワー」、NHK「ラジオ名人寄席」などでも親しまれた。 2002年に大衆芸能の拠点として開設された「横浜にぎわい座」の館長に就任。日本司会芸能協会会長も務めた。
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