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コンタクト消毒液「不十分」生活センターが内容公表
洗浄から消毒、保存まで一つの商品でできるソフトコンタクトレンズ消毒液「MPS」利用者に「アカントアメーバ角膜炎」という感染症が多発している問題で、国民生活センターは16日、製品テストの結果を公表、「消毒効果が小さい製品がある」などとして、消費者庁に対し、業界への指導を徹底するよう要望した。
テスト対象は8社8製品=表=。テストでは、MPS内でのアカントアメーバの減少度合いを一定時間ごとに計測。消毒剤として広く使われている過酸化水素消毒液と効果を比較した。
就寝中にレンズを液に浸した場合に相当する「8時間後」では、過酸化水素消毒液と同程度だったのはレニューマルチプラスなど2製品だけで、ほかの6製品は過酸化水素消毒液より低かった。各製品が「消毒に必要な最短時間」として掲げる10分~4時間後の効果では、レニュー以外の7製品はいずれも過酸化水素消毒液より低かった。
これに対し、メーカー側は「MPSの試験・評価方法は確定しておらず、今回の結果だけを見て効果がないと判断しないでほしい」(オフテクス)などと話している。
(2009年12月17日 読売新聞)
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