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五輪リュージュ:グルジア選手事故死 練習中、コース外に

コース外に投げ出されるクマリタシビリ選手=AP
コース外に投げ出されるクマリタシビリ選手=AP

 【バンクーバー小坂大】バンクーバー五輪の開会式を目前にした12日朝(日本時間13日未明)、山間部の競技会場となるウィスラー・スライディングセンターで行われたリュージュ男子1人乗りの公式練習で、グルジア代表のノダル・クマリタシビリ選手(21)がコース外に投げ出されて死亡した。冬季五輪に参加する選手・関係者の死亡事故は5例目。

 国際オリンピック委員会(IOC)によると、同選手は最終コーナーを曲がったゴール付近でバランスを失い、防護をほどこしていないコース脇の鉄柱にたたきつけられた。今回のコースは直線的でスピードが出やすく、時速160キロ近くに達する世界屈指の高速コース。前日までの公式練習でも制御を失った選手に負傷者が出ていた。

 IOCによれば、事故原因は調査中。競技を続行するかも検討している。この日の開会式では、グルジア選手団は国旗と腕に喪章をつけて行進した。

 ロゲIOC会長 冷静でいることは難しい。心から冥福を祈りたい。

毎日新聞 2010年2月13日 8時15分(最終更新 2月13日 11時54分)

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