西山健一

 私は昨年11月に以下の記事を書いた。

 世界に認められる国に 外国人の地方参政権で真価問われる日本 (西山健一 2009/11/07)
 http://www.news.janjan.jp/government/0911/0911062794/1.php

 そして、今考えることは、一体、この法案提出の根拠などを考えると、どうも政党のための「だし」に使っているのかなあ、と思う。公明党も早期から法案を計画していた。しかし、今回の民主党の小沢一郎幹事長の動向を振り返ってみると、自己(政党)のためにやっていると思える。
 
 小沢幹事長の外交で、韓国では大統領と外国人参政権の問題を話し、あたかもすぐに成立するかのような、錯覚を与えた。
 
 しかし、現実は自治体のトップは反対している。政党のためや自己の利益のために、外国人参政権を材料にしてはいけない、と考えるが、どうであろうか。