- 本誌・別冊ふろくの充実度でも、少年誌最高の密度を誇った少年画報でした。
小6の時、「新戦艦大和」を白黒逆のネガフィルムで、本当に作ったことがあります。
- 第二部まで作りました。着想の元は、この漫画だったかもしれません。
ただ私のは東宝の海底軍艦の影響も大きく、小5の正月映画で伊福部昭氏の質量を伴うような音楽に度肝を抜かれながら、凄まじい印象を植え付けられました。
それゆえか、少年画報版のような科学的説得力ある翼はつけず、艦首をロケット先端部のようにしました。
あの頃、月刊誌購読は一人一冊だったので、「少年」を続けていた私は、この漫画の行方が気になりました。
戦艦大和を飛行させたい着想は、何も宇宙戦艦ヤマトを嚆矢とするものでないことがわかります。
なお、裏表紙には、少年画報社の「少年文庫」として、「零戦」、「軍艦」二冊の広告が載っていて、少年を奮い立たせた往時の編集子の方々の熱意を感じます。
- なお、裏表紙はこちらです。
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