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【スポーツ】

英語力で気後れ? 石川出遅れ『会話難しかった』 ゴルフ米男子ツアー

2010年2月13日 朝刊

 米男子ゴルフツアーで今週、石川遼が参戦しているペブルビーチ・ナショナルプロアマは個人戦のほか、アマチュアとペアを組んだチーム戦も行われる。

 日本から参加する選手にとっては、英語でのコミュニケーションがプレーに影響することがある。

 石川が第1ラウンドでペアを組んだルーカス・ブラックさんは映画で活躍する人気俳優。華やかな舞台で初日125位と出遅れた18歳は「まだまだ会話をするのは難しかった」と話した。

 一方、米国生活が長く、英語にも不自由しない今田竜二は「プロアマ戦は慣れているので」と振り返り、42位とまずまずのスタートを切った。

 日本ではなじみがないが、米ツアーには同大会以外にもボブ・ホープ・クラシックやチルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックなどの公式戦にプロアマ戦が組み込まれている。

 まだプロのツアーがなかなか人気の出なかった時代に、ゴルフ好きだったビング・クロスビーやボブ・ホープ、サミー・デービス・ジュニアら多くのハリウッドスターがツアーの活性化に尽力した。

 「簡単な英語のインタビューは自力で答えたい」と向上心を示す石川にとって、英語力のアップが今後米ツアーで活躍するポイントのひとつとなるかもしれない。 (共同)

 

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