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福岡中2いじめ自殺−男子生徒と関係者
「いじめられてもういきていけない」等と遺書を残してこの世を去った。
その後の調べで1年時の担任男性教諭(47才)がいじめを誘発する言動をしたということに注目されている。
いじめた生徒に対して「死ぬ」と漏らしたが、「じゃあ死ねば」と言った同級生がいたらしい。中学生だ。ある意味ごく普通の会話かも知れない。
問題の男性教諭は「一生償っていきたいと思います」と話している場面で、取材スタッフが「償うというのはどういう意味でしょうか?」と言っているのにはウンザリした。
自殺したこの男子生徒は本当につらかったと思う。
自殺せずに仕返しとしていじめた相手を傷つけることも出来ただろうが、彼は自分で自分の命を絶った。
教育者側の責任は確かにあると思う。それまでの経緯をみると誰もがそう思うだろう。
では今責められている男性教諭はどうだろう。恐らく人生で最大の後悔を味わっているはずだ。生きた心地がしないだろう。
考えたくはないがこのこの件での関係者が精神的に病み、自らの命を絶ったとすれば、今度はマスコミをはじめ関係者を責める気持ちでいた人達がその立場になるとも言える。
正当な言動も、正当ではなくなるときがある。
この手の報道の目的は再発防止が大きなウェイトを占めるはず。
これ以上後味の悪い結果にならないことを願う。
そして、自殺した男子生徒の冥福を祈る。
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