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2010年2月12日(金) 19:10 |
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あわや大惨事、乗客がバス停車
11日夜、高松自動車道で観光バスが中央分離帯に衝突し、そこに後続の乗用車3台が次々と追突する事故がありました。 バスの乗客は、事故当時、バスの運転手が意識を失っていたと話していて、警察では運転手の意識障害が事故の原因ではないかとみて調べています。
事故があったのは、高松市田村町の高松自動車道上り線で、11日午後8時半過ぎ、高松市に本社を置く東交バスの観光バスが道路左脇の壁に接触した後、中央分離帯に衝突しました。 このバスに後続の乗用車が追突し、さらに事故を避けようとした別の2台の乗用車も接触しました。 この事故で、乗用車の男性1人がけがを負い、バスの運転手も病院に運ばれました。 バスには乗客としてJA香川の職員11人が乗っていましたが、けがはありませんでした。 香川県警高速隊によりますと、「衝突した際、運転手が意識を失っており、乗客2人がハンドルとブレーキ操作をしバスを停車させた」ということです。 東交バスでは、運転手の健康診断を定期的に行っており、この運転手に異常はなかったと話しています。 運転手は病院で意識を取り戻したということで、警察でなぜ意識を失ったのかなどについて事情を聞いています。
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