興毅「ポン、ポ、ポ、ポンッ」とポンサクKOや
対戦相手・ポンサクレックの写真パネルにひざ蹴りのパフォーマンスを見せる亀田興毅
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ボクシングWBC世界フライ級王者・亀田興毅(23=亀田)の初防衛戦が、暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(32=タイ)との王座統一戦になることが12日、正式発表された。3月27日に東京・有明コロシアムで開催されるトリプル世界戦のメーンを務める。
都内で会見に臨んだ興毅は、暫定王者の写真を手に「KO狙います。8回から10回の間に仕留めたい。ポンサクやから“ポン、ポ、ポ、ポンッ”と行きますわ」と吠えた。左拳で写真を叩くと最後は二つ折りにするパフォーマンス。優等生イメージが定着する中、久々に“らしさ”全開で気勢を上げた。
32歳のポンサクレックは正規王者時代にフライ級世界記録の17度の防衛を達成。日本人選手とは延べ8人と世界戦を戦い、通算戦績は11戦9勝5KO1敗1分けと圧倒的な強さを誇った。興毅もデビュー当時から世界獲りの標的として意識してきた存在だった。
「向こうは今は暫定王者やけど、KO防衛でみんなに強いといわれるようにしたい」と興毅。世界戦では通算4試合目で自身初となるKO勝利へのこだわりを見せた。
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