2010年01月24日(日)
酒気帯び容疑 県課長逮捕 身延新年会終え、追突事故
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乗用車に追突し、前部が破損した仲亀三久容疑者の軽乗用車=南部署 |
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身延町の国道52号で、軽乗用車を飲酒運転したとして、南部署は22日夜、道交法違反(酒気帯び)の疑いで、県峡南林務環境事務所県有林課長仲亀三久容疑者(60)=南部町福士20743=を現行犯逮捕した。仲亀容疑者は容疑を認めているという。県によると、仲亀容疑者は同日夜、同事務所幹部との新年会に参加、ビールなどを飲んだ。前日には、飲酒運転をしないよう申し合わせたという。県は仲亀容疑者から事情を聴き、飲酒運転の事実が確認できた段階で、懲戒免職処分とする方針。 逮捕容疑は同日午後9時ごろ、身延町夜子沢の国道52号で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑い。同署によると、仲亀容疑者は同所で信号待ちをしていた東京都内の男性(40)の乗用車に追突した。 通報で駆け付けた署員が、仲亀容疑者を調べたところ、呼気から基準値(1リットル当たり0・15ミリグラム)を超すアルコールが検出された。同署は、男性と同乗の妻(38)が軽症を負っているため、自動車運転過失傷害の疑いでも調べている。 県によると、新年会は市川三郷町内で開き、仲亀容疑者や生井健二同事務所長ら7人が参加。午後6時すぎから約2時間、ビールや日本酒を飲んだ。帰り際、電車で帰ることを確認し合い、幹事だった仲亀容疑者が会計を済ませている間、6人は店を出て帰宅したという。 仲亀容疑者の逮捕を受け、芦沢幸彦人事課長と生井所長が記者会見、陳謝した。仲亀容疑者の勤務態度はまじめで、3月末に定年退職する予定だったという。 横内正明知事は「職員に再三再四、飲酒運転をしないよう注意してきた。信じがたく、誠に遺憾であり、県民の皆さまに深くおわびを申し上げる」とのコメントを出した。2006年9月に「飲酒運転摘発の場合は原則懲戒免職」の方針を打ち出して以降、県職員が飲酒運転で摘発されたのは3件目となる。
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