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「暗黒物質」とらえる目、東大施設でほぼ完成

2月12日6時11分配信 読売新聞

「暗黒物質」とらえる目、東大施設でほぼ完成
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組み立て作業が続けられる検出器の中心部=高橋はるか撮影
 宇宙の23%を占めながら、従来の手法では観測できない謎の「暗黒物質」(ダークマター)を検出する“目”が、東京大学の神岡宇宙素粒子研究施設(岐阜県飛騨市)にほぼ完成した。

 ミラーボールのような直径約1メートルの60面体が「XMASS検出器」だ。表面にぎっしり並ぶ赤銅色の金属板の奥に、極めて微弱な光をとらえる642個のセンサーがある。今夏の稼働に向け、準備が進む。

 検出器の姿が人目に触れるのは、この1〜2か月間だけ。春には密封容器に入れて、鉱山跡の地下の水槽に沈められる。観測時には、密封容器を液体キセノンで満たし、その原子核に暗黒物質がぶつかって、かすかな光が出てくるのを待ち受ける。

最終更新:2月12日6時11分

読売新聞

 

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