お父さんや友達に…、チョコレートを選ぶ家族連れ=大分市のトキハ本店
14日のバレンタインデーを前に、商業施設やスーパー、菓子店には特設コーナーが登場し、にぎわっている。今年は贈る人数を絞り込んだ分、例年より少し高い商品を購入する“少数高額派”の女性が増えているのが特徴。
大分市今津留の「ボンショコラ リウ」は、大沢利夫さん(62)、宇佐恵さん(58)夫婦が経営するチョコレート専門店。今年、力を入れているのが一粒ずつ作ったフルーツ味のチョコレートと、つまみ細工(伝統工芸)の職人が制作したブローチをセットしたショコラボックス(1460円)。「自分用や女友達用にと提案しています」と同店。
トキハ本店では、地下1階の菓子売り場に48ブランドのチョコレートが並んだ。担当者は「今年は自分用の『ご褒美チョコ』や友達と交換する『友チョコ』がかなり出ているようです」。大分市の会社員吉良由佳さん(23)は「職場の上司に渡したり、友達とも交換します」と話していた。
一方、ジャスコパークプレイス大分店は、今年は不景気で手作り派が増えるとみている。手作り用のチョコレートや包装紙を昨年より量、種類とも増やして充実させたという。
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