2010-02-09 23:05:06

草津でがんす

テーマ:食・酒

私は実際に使ったことはありませんが、「がんす」とは広島弁で「○○です」という意味でがんす。

この「がんす」という言葉に由来するのが、魚のすり身を揚げた「がんす」という食べ物でがんす(ああ、ややこしい)。

レモンスクイーズのブログ

昨年、テレビ(「ケンミンショー」)でも採り上げられ全国区に。
ある人から聞いたのですが、東京から来た上司に「がんすを食べに連れて行け」と言われ困ったそうです。
お好み焼やカキのように専門店があるわけでもなく、結局「ゆめタウン」に買いに行ったとか。


この「がんす」発祥の地が広島の草津。
ちなみに「がんす」よりも、よく知られる「かにかま」も草津発だとか。

すごい!草津!

もっとも、こうした話は諸説あるのが世の常で、他の地域にも「発祥」を名乗るところがあります。


この「かにかま」を35年前に発売した大崎水産。
今でも同社の生産の9割を占めるそうです。

そして、残りの1割は手作りの練製品。

その「1割」の中に、発売から40年以上の「さざれ石」があります(写真左下)。
チーズと生ねぎを練り込んだ蒲鉾の逸品。


実はこの商品、ドラム、カジのお気に入りです。
いや、お気に入りどころではなく、出かける際には必ず持参。
「さざれ石」とウーロン杯があれば、彼は一生やっていけるでしょう。


草津は漁港として栄えた町で、かつては水揚げされた魚を原料に蒲鉾業者が軒を連ねていました。
現在は8軒が残っています。

そのメーカーがタッグを組んで活動を始めました。
共通のキャッチコピーとロゴマークを作って、マーケットの活性化を図るのが狙い。
「草津を全国ブランドに!」と意気込んでいます。


このブログをご覧の「草津で生まれ育ったでがんす」という方はいらっしゃいませんか~。


平田タカトシ

コメントComments

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1 ■無題

あの魚の臭いが充満していた、
昔の草津が懐かしいっすね~。

2号線からすぐそこは海だったし。

もう10年以上行ってないけど、
変わったんだろうな~。

2 ■草津で生まれ育ったんでがんすが・・・

実は「さざれ石」も「がんす」も食うたこたぁ
ありゃせんでがんす。
大崎水産は知っとるんでがんすがの。

それと「がんす」いう言葉も、今初めて使うたんでがんすよ。

ところで、昔、草津に城があったんじゃが
近頃の若い者は知らんじゃろうのう。

下記参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E6%B4%A5%E7%94%BA_%28%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%9C%8C%29

3 ■Re:草津で生まれ育ったんでがんすが・・・

>旭カツヲさん

この前の日曜日に、1989年2月10日以来、草津新町1丁目にあるイタリア料理「ナボォーナ」に行ってまいりました。
1989年2月10日に、その店に訪れた時と一緒のテーブルに座りました。
多分ですが、1989年2月10日当日、貴方様と一緒にそのテーブルに座ったはずです。

1989年2月10日、僕の大学受験合格発表日でした。
カツヲさんに合否を確認する為、大学まで車で連れて行ってもらい、そのまま下山して「ナボォーナ」で食事。

あの時以来の「ナボォーナ」でしたが、相変わらず、ゆっくりしていまして、最高でした。
あそこらへんの独特な雰囲気(草津埋立)がいまだに残っています。

今度、また一緒に行きましょう。

人違いであればごめんなさい。

広崎茂雄。

4 ■桑木社長へ

サトシ君が草津に住む従兄弟と、悪さを繰り返していた時代に比べると、町並みも随分変わったことでしょう。
隔世の感があります。

でも、一歩裏通りに入れば、古い民家や寺社はそのまま残っており、懐かしい匂いも漂ってますよ。

5 ■旭カツヲさんへ

>旭カツヲさん

草津城、話には聞いたことがありましたが…
かなり詳しく載っていますね。

旭さん、
人違いでなければ、次回帰広の際には、広崎、カジとともに草津を散歩しましょう。

揚げたての「がんす」をほおばり、小泉酒造で「さざれ石」を肴に一杯。
最後は「ナボーナ」のパスタでシメる。

面白そうでしょ。

6 ■草津散策

いいですね。
ぜひやりましょう!

ちなみに我が家は昔から「さざれ石」のみならず、「カニカマ」も大崎水産のファンでした。

他にも「チーズサラミ」や「浜の松茸」など美味しい練り物満載です。

草津散策の際には、大崎水産小売店「小西屋」へ行きましょう。

小泉酒造からも近いし、御幸川でも見ながら、旨い日本酒とかまぼこで乾杯しましょう。

7 ■Re:草津散策

「チーズサラミ」も美味い!

直売店があるんじゃね。行ってみたい。
がんすは「坂井屋」で揚げたて販売しよるし。

これは、近々実行せんといけんね。

8 ■無題

>広崎氏

日付までは憶えてませんが、ナヴォーナはよく憶えています。
当時、ピアノの生演奏もやってましたが
現在はどうなんですかね?

昔、あの辺りが海だった頃、近所の漁師?のおじさんの小舟に乗せてもらった記憶があります。

>takatoさん

ぜひ行きましょう。

坂井屋はもしかしたら私の同級生がやってる所かも知れません。

ところで、
私の旧宅から旧祖母宅に行く途中の右側(旧西国街道が宮島街道に一旦合流する辺り)の上り坂に草津城の城門があったようです。

その坂の入口には、広崎氏も馴染みの床屋が現存するはずです。

>桑木社長

たまには、チトセに顔を見せてやってくださいね。

9 ■Re:無題

>旭カツヲさん

コメントありがとうございます。

その1989年2月10日、僕の大学受験合格発表日に現地で僕が合格したことを知った瞬間に、貴方様が、「なんでや!チッ!」と“シタウチ”をしたことを今でも鮮明に憶えています。

こらからも宜しくお願い致します。

広崎茂雄。

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