草津でがんす
テーマ:食・酒私は実際に使ったことはありませんが、「がんす」とは広島弁で「○○です」という意味でがんす。
この「がんす」という言葉に由来するのが、魚のすり身を揚げた「がんす」という食べ物でがんす(ああ、ややこしい)。
↓
昨年、テレビ(「ケンミンショー」)でも採り上げられ全国区に。
ある人から聞いたのですが、東京から来た上司に「がんすを食べに連れて行け」と言われ困ったそうです。
お好み焼やカキのように専門店があるわけでもなく、結局「ゆめタウン」に買いに行ったとか。
この「がんす」発祥の地が広島の草津。
ちなみに「がんす」よりも、よく知られる「かにかま」も草津発だとか。
すごい!草津!
もっとも、こうした話は諸説あるのが世の常で、他の地域にも「発祥」を名乗るところがあります。
この「かにかま」を35年前に発売した大崎水産。
今でも同社の生産の9割を占めるそうです。
そして、残りの1割は手作りの練製品。
その「1割」の中に、発売から40年以上の「さざれ石」があります(写真左下)。
チーズと生ねぎを練り込んだ蒲鉾の逸品。
実はこの商品、ドラム、カジのお気に入りです。
いや、お気に入りどころではなく、出かける際には必ず持参。
「さざれ石」とウーロン杯があれば、彼は一生やっていけるでしょう。
草津は漁港として栄えた町で、かつては水揚げされた魚を原料に蒲鉾業者が軒を連ねていました。
現在は8軒が残っています。
そのメーカーがタッグを組んで活動を始めました。
共通のキャッチコピーとロゴマークを作って、マーケットの活性化を図るのが狙い。
「草津を全国ブランドに!」と意気込んでいます。
このブログをご覧の「草津で生まれ育ったでがんす」という方はいらっしゃいませんか~。
平田タカトシ
同じテーマの最新記事
- 地域の名産 02月05日
- 初めてのインドワイン 09月27日
- プレミアムな逸品 07月30日