新型KTX、来月2日から営業運転

全座席が回転可能

 韓国鉄道公社は11日、韓国の技術だけで製作した高速鉄道車両「KTX-Ⅱ」の営業運転を、来月2日からソウル-釜山間、竜山-光州・木浦間で1日に4回行う、と発表した。

 現代ロテムが製作した「KTX-Ⅱ」の最高時速は305キロで、フランス・アルストム社が製作した、これまでの韓国高速鉄道(KTX)の車両と同じだ。だが、座席の間隔はこれまでの車両より5センチ広くなり、また、すべての座席を回転させられるようになった。このほか、DMB(小型携帯機器用地上デジタルテレビ放送)の受信設備を備え、無線LANによるインターネット接続サービスも提供する。なお、外観デザインは、韓国の清流に生息するヤマメをイメージしたという。

 鉄道公社は今月21日まで、ウェブサイトを通じ、「KTX-Ⅱ」の名称を公募する。

韓国鉄道公社が11日に公開した高速鉄道車両「KTX-Ⅱ」。外観デザインは、韓国の清流に生息するヤマメをイメージした。/写真=オ・ジョンチャン記者

パク・シヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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