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韓国の日本式家屋を観光資源に 日本人らが補修協力(2/2ページ)

2010年2月12日

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写真韓国・浦項市に残る旧植民地時代の日本式木造家屋=森本さん提供

 同市の張正述(チャン・ジョンスル)・日本チーム長は朝日新聞の取材に「日本人に郷愁を呼び起こすと同時に、韓国人にとっては植民地時代の負の記憶でもある。当時のままの状態で保存したい」と語った。

 市内には、戦前に建てられた日本人の顕彰碑をセメントで塗り固めたり、神社の石柱に刻まれた寄進者名を削り取ろうとしたりした跡も残る。森本さんは「反日感情の痕跡も見てもらって住民と意見交換すれば、うわべだけでない交流ができるのではないか」と話している。(吉野太一郎)

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