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浅間山噴火 想定し図上訓練

2010年02月12日

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 浅間山が噴火し、住民が避難しなければならない事態を想定した防災訓練が10日、群馬、長野両県の自治体や警察、消防など40機関が参加して、渋川市の国交省利根川水系砂防事務所で行われた=写真。

 訓練は一昨年、昨年に続いて3回目。現在の浅間山の噴火警戒レベルは火口周辺への立ち入りが禁止されている「2」だが、それが融雪型泥流が川に流れ出した最悪レベルの「5」に達したとのシナリオに基づく図上演習。

 シナリオを知らされていない自治体の担当者が刻々伝えられる情報をもとに、情報を交換したり、関係機関に問い合わせたりして、対応を決定するまでの訓練をした。

 訓練を主催した浅間山火山防災対策連絡会議によると、レベル「4」「5」の対応については「迅速な避難」といった基本方針が決まっているだけで、今回の訓練を今後策定する実践的な防災対応に生かしたいという。

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