診断後の気持ちの変化(その3)
先ほどの続きです…
人生を、「道を歩くこと」に例えて、考えてみました。
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あすぺさんは、
誰も気に留めないような
道端の小さな小さな花が大好き
です。
いつも何かちいさな花がないかと、
キョロキョロしながら人生を歩いています。
そして、かわいい小さな花を見つけると、
つい、しゃがみこんで見とれてしまいます。
他の人にも、このかわいい花に気づいてほしい…
「ほら!見て!すごーくかわいい花があるよねぇってば!」
道行く人に声をかけます。
でも、ほとんどの人は、
自分の人生を歩くことで精一杯です。
だから…
花に興味がない人は、
「花?それがどうしたのさ。」
常識志向の人は、
「雑草がきれい?バラとか桜のほうがきれいに決まってるじゃない。」
道を急いでいる人は、
「道端でしゃがむな!じゃまっ!」
たいていの人が耳を傾けてくれません
「…なんで、みんなにはわからないの?」
あすぺさんは、とても悲しくなります
ムシされすぎて、腹が立つこともあります
時には、歩く気力さえ失ってしまいます
でも、あすぺさんは、どんな状況でも好奇心いっぱい!
たとえ、歩く気力をなくして座り込んでしまっても、
その場所で、何かステキなモノがないか、
やっぱりキョロキョロしているのです。
そして、何か新しいものを見つけると、
元気になって、再び歩きはじめます
そんな、あすぺさんだから、
思わぬところに、めずらしい花をみつけたり、
道端に新種の花を発見したり、
雑草でかわいいブーケを作って、みんなを驚かせたり…
偶然、落ちてるダイヤモンドを見つけたり!?
結構スゴイことを、ふつーにやってしまいます。
だから、よけいに、
小さな花の可能性を"みんなに知ってほしい!"
と、思ってしまいます。
でも、それは、
興味のない人には"めんどう"なことなんですね。
だからといって、
あすぺさんが、他の人に合わせて、
ムリに小さな花をムシする必要はありません。
あすぺさんは、
小さな花を愛し続ければいいのです。
しゃがんで道をふさいだり、
ムリに人を引き止めたりしないように気をつければ、
あすぺさん自身も、好きなだけ小さな花を楽しめます。
そして、大発見をしたり、
超自信作ができたときだけ、
他の人に教えてあげればいいのです。
(それでも、ダメな時もあるけどね。)
だから…
あすぺさんは、
みんなが気づかないものを探す役目や
お気に入りの花をとことん研究する役目や
ありあわせのもので新しいものを創り出す役目
を買って出れば、
とっても重宝されること間違いなし
あるいは、
たま~~に、同じようにキョロキョロしている人に出会って
「ほんとだー!よく気づいたね!へー♪」
と、わかってもらえることもあります。
そんなときは、嬉しくてたまりません
…でも、あまりに嬉しすぎて、しつこくなっちゃうことも。
嬉しいことが少なすぎるから、つい、しがみついてしまいます。
つまり、
あすぺさんは、
自分を認めてもらえる環境で、
嬉しいことが増えれば、
嬉しさへの"しがみつき"も減るかもしれません。
こうして、考えると…
あすぺさんにとっても、
周囲にとっても、
一番幸せなのは、
あすぺさんの得意な能力を使って、
他の人にはできない役割を果たして、
周囲に認めてもらえるようになること
なのですね。
今、心から、そう感じました。
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実は、『適材適所が一番幸せ』というのは、
初めての診断のときに、T先生に言われました。
言われたときは、「そんなの誰でもそうだよ~」と思いました。
しかし、あすぺさんが、
適さない仕事を続けることは、精神の消耗が激しすぎて
場合によっては、死を選ぶことにもなりかねません。
あすぺさんにとって、「適材適所」は
"生死にかかわる"ほどの大問題
なのです。
そう自覚できたことで、
今後の歩む道筋がはっきりと光に照らし出されたように感じました。
こうして、すこし前向きになることができました。
しかし、自力でこの考えに辿りついたわけではありません。
実は、ある1冊の本との出会いがありました。
次回は、この本を含め、
立ち上がるきっかけについて、お話したいと思います。
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