私がアスペルガーブログを始めた理由
★更新情報を受け取っている方へ
記事のタイトルがわかりにくかったので…変えました。中身は同じですお騒がせしました!
※携帯でご覧の方へ:4コマ漫画は、選択してOKすると、拡大されて読みやすくなります。
「私が発信できる情報ってなんだろう…」
そこから始まりました。
手段は、手軽な『ブログ』と決めていました。
でも、内容は…?
同じアスペルガー症候群の人や、
そうじゃないかと悩んでいる人にとって、"役立つ情報"にしたい。
そこで、自分の経験を振り返ってみました。
・事前に、どんな情報がほしかっただろう?
・いろいろな立場の人へ伝えたいことがあった
・読んだ人が前向きになれる情報
そうして考えたのが、次のようなことでした。
(1)診断を受けたい人へ
発達障害の診断を受けるまでに時間がかかる。
・適切な医療機関を選ぶことが重要。
・成人の発達障害の診断には、まだ誤診が多いという現実。
・診断に疑問があれば、絶対にあきらめてはいけない。
(2)診断を受けるかどうか迷っている人へ
診断を受けた後、自分の世界観が良くも悪くも変わる。
私はその覚悟なしに診断を受けたため、非常にいろいろな面でショックが大きかった。
私が、診断を受けて、自分の気持ちや周りの世界がどのように変わったかを伝えることで
診断もらうことを迷っている人の判断材料にしてほしい。
(3)これから診断を受ける人、診断する医療関係者へ
WAIS-III(知能検査)の結果を、教科書的に判定すると、発達障害が見逃されることがある。
私は、アスペルガー症候群の特徴とされる
『言語性IQ>>動作性IQ』
には当てはまらなかった。
しかし、それぞれの下位項目に大きなIQの開きがあり、特に作動記憶が著しく低かった。
そのために、実生活上で自閉症特有の困難(並行作業ができない、電話をとれない、ミスが多いなど)を抱えていた。
特に、成人のアスペルガーは生育過程で努力よって、表面的には適応力を身につけているように見えることが多い。
しかし、その維持のためには、(定型発達の人からは)想像を絶するような努力と精神の消耗を伴っている。
適応しているように見えれば見えるほど、ギリギリの精神状態で生活していることが多く、
専門的支援が必要であることに気づいてほしい。
こうしたことを踏まえて、医師や心理士は、"教科書どおり"の判断ではなく
『IQに著しく低い項目がある』=『生活をする中でなんらかの困難なことがある』
という、問題の根本に立ち戻って考え、診断をしてほしい。
また、私と似たパターンで見過ごされた当事者がいれば、気づいてほしい。
(4)診断後落ち込んでしまった人へ
診断を受けてしばらくすると、アスペルガー的な失敗に対して、神経が過敏に反応するようになる。
『また失敗した。障害のせいだ。どうして、こんな風に生まれたのだろう』と必要以上に悲観的になる。
これは、完ぺき主義でこだわりが強いアスペルガー症候群の人ならではの、"こだわり"が「障害ゆえの失敗」に向いてしまった状態と言える。
この状態から抜け出すためには、『アスペルガー症候群ゆえの優れた能力』に気づく"きっかけ"が必要。
しかし、そのようなアスペルガー症候群の当事者に向けられた情報が少ない。
(5)アスペルガー症候群を支援したい人へ
アスペルガー症候群をよく知りたいという支援者に、アスペルガーの感じている世界を見てもらいたい。
こうして、自分が発信する情報の基本理念(?)は固まりました。
(実際に、この意図がみなさんに伝わったかどうかは自信がありませんが…何かの役に立ってくれたら、それでよし!)
次に、どう表現するか。
実は、私は"おもしろおかしい文章"のほうが得意です。まじめに書いて、おもしろくないから誰も読んでくれないのでは、意味がないし…
そんな葛藤がありました。
しかし、優先すべき項目が浮かびました。
『自分の考えの押し付けはいけない。』
感情を前に出した文章では、読む人の気持ちを自分と同じ気持ちへ誘導してしまう。
読んだ人が、純粋に情報を得て、判断の材料の一つにしてほしい。
そのためには、できるだけ感情を抑えた文章にする。
つまり、"おもしろおかしい文章"では、表現できない。
苦手な"まじめ"な文章で書くことにしました。
まじめだけど、堅苦しくない文章を目指すことにしました。
(結果的には、4コマ漫画との併用で、堅苦しさを和らげたつもりなのですが…みなさん、どうでしょうか?)
次は、更新頻度。
『診断前から落ち着くまでの過程』は、できるだけ急いで情報発信しよう。
それは、『同じように思い悩んでいる人に、1日でも早く情報を提供したい』という想いからでした。
それが終わったら、少し更新頻度を下げて、少しずつ末永く、アスペルガー症候群の特徴を解説していこうと考えました。
そして、初めてのブログを書きました。
正直、すごくドキドキしました。
どのくらいの人が読んでくれるのだろう…
私の予想以上に、読んでくださる人がいました。
「私のブログが人の役に立っているかもしれない」
という嬉しさの反面、
訪れる人の大半が『アスペルガー』のキーワードであることに、
「アスペルガーで悩む人がこんなにも多いのか!」
と、ブログを訪れる人が置かれている現状を思って、心が痛みました。
そして、ブログを書きながら、
自分の心に変化が起きていました。
アスペルガー症候群は『社会貢献したい』『人の役に立ちたい』という気持ちが非常に強い人が多いといわれています。私もその一人です。
ブログを通じて情報発信をすることで、私は
「自分のような人間でも人の役に立てるのだ」
と感じることができました。
これは、実は、
このブログを読んでいる一人一人が、
『しーた』(私)に希望を与えてくれた
ということなのですね。
『ブログを読む』という、一見、受動的な行為で、『社会貢献』とはまったく縁がなさそうに思えることが、実は、人の役に立っているのです。
ああ、そうか。
『人の役に立つ』って、
実はとっても簡単にできることなんだ…
今まで難しく考えすぎていたかも。
ブログを通じて、そんなことに気づきました。
だから、みなさんへ感謝を込めて…
ありがとう。
----
今回で、『診断前から落ち着くまでの過程』のお話が終わりました。
今後は、アスペルガー症候群の特徴やさまざまな情報をお届けしていく予定です。
(実は、すでにネタはできてたりします。ふふっ)
記事の品質を保つために、少し更新頻度はさがりますが、経験をもとにした『等身大』のアスペルガーの情報を末なが~く発信して行きますので、
今後も、乞うご期待!!
----
ランキング参加中
↓押してもらえると励みになります♪
(ケータイ用)
同じテーマの最新記事
- とっさに「大丈夫?」といえないのは何故… 01月30日
- とっさに「大丈夫?」といえないのは何故… 01月29日
- 些細なことで大騒ぎするのはなぜ? 12月30日