集中しているときは呼ばないでっ!
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今日は、あすぺさんが"集中しているときに呼ばれるとどうなるのか"を、私の例でお話します。
私は、何かを思いつくと、すぐに何かに書き留めないと忘れてしまいます。
どんなにすばらしいアイデアでも、「あとで…」なんて思ったら、二度と思い出せなくなります
そのため、
・思いついたその時に、何かに書き留める。
・書き留めるものがなければ、ずーっとそのアイデアを反芻するか、さらにアイデアを煮詰めていくなどして、考えを保持する。
(→最終的には、何かに書き留める)
という事をします。
いったん、書き始めると、頭の中からアイデアの詳細が自然にあふれ出てくるので、とにかく、紙や、パソコンにアイデアを記録していきます。
特に、プログラムを書く場合には、ソースコードが勝手に頭の中からあふれて出てくるので、それをパソコンの画面に落とし込む(入力)するのですが、場合によっては、あふれ出てくるスピードのほうが速すぎて、入力が追いつかなくなる場合もあります。
こうして、紙やパソコンに記録してしまうと、その内容は、頭の中にはほとんど残らず、すっかりと忘れてしまいます。
そのため、私と同僚の間では、こんな会話が日常茶飯事に交わされます。
同僚「しーたさん、あのプログラムうまく動いてますね。どんな処理を書いたんですか?」
私 「…(ん~)…覚えてへん」
同僚「えっ!昨日書いたのに忘れたんですか?!」
私 「書いたら、ぜんぶ、忘れるも~ん」
同僚「なんで?!」
私 「みんな、覚えてるの?!」
同僚「昨日のぐらいは大体覚えてますよー!」
私 「そうなん」
私は、書いたはしから忘れていきます。
いちいち覚えていたら、脳みそがいくつあっても足りないです。
私は、知能検査(WAIS-III)で作動記憶が貧弱だと出ました。
通常の記憶というのは、作動記憶→短期記憶→長期記憶という過程を通るわけですが、私の場合、最初の作動記憶に格納しないので、短期記憶にもなりえないのだと思います。
つまり、思いついたアイデアを作動記憶にプールせずにダイレクトに、紙やパソコンへ書き出しているのではないかと思います。
さて、思いついたアイデアを全て記録できた場合は、めでたしめでたし、で済むのですが…
途中で、呼ばれたり、なんらかの中断が入った場合、どうなるかというと…
頭の中から、ぜーんぶ消えてしまいます
今まであふれ出てきていたアイデアが、一瞬にして消えてしまうのです。
しかも、
再び、思い出せないのです
「続きから考えればいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、呼ばれる前の状態を覚えていないので、作業の最初から、もう一度、書き出したメモを見て記憶を辿っていかなくてはなりません。かなり、時間がかかります。
しかも、そうやっても、アイデアの続きが出てこないことも多々あります。
そう、1回限りなんです
「一回中断すると、二度と出てこないかもしれない」
という気持ちが常にあり、中断されることがとても怖いのです…
それがわかっているから中断したくないのに、ムリに(しかも、つまらない用事で)中断させられると、とても怒りを感じてしまいます。
けれど、この感覚は定型さんにはわからないのですね。
「ちょっと、中断して、すぐに戻ればいいじゃない」
それじゃ、だめなんです…
わかってください…
お願い…
私が集中しているときは止めないでっ
これが、あすぺさんの切なる願いです。
たぶん、
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合言葉は、『がんばれあすぺさん!』
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