しーた

オーバーワークが『普通』だと思っていませんか?

2009-10-05 16:00:00 テーマ:あすぺさんの生育過程

※携帯でご覧の方へ:4コマ漫画は、選択してOKすると、拡大されて読みやすくなります。


私はアスペルガー症候群でしーた♪-がんばれあすぺさん030


皆さんにはご心配をおかけしました。
なんとか、薬のおかげで小康状態を保っていますあせる
応援メッセージや応援の"ポチッ"をいただき、
本当にありがとうございましたニコニコ


これからも、ムリせずがんばりますキスマーク



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今日は、あすぺさんが『なぜ、がんばりすぎるのか?』について考えます。



実は、このブログの記事を読んで気がつきました。


ブログ:障がい者の方を応援するアニモのブログ


記 事:自己認識のズレ



この記事は、事故によって高次脳機能障害を負ってしまった方が、


『事故前の自分と事故後の自分で自己認識のズレがある』


という内容です。







この自己認識のズレによって、次のようなことが生じていると書かれていました。





『能力的にこれはムリだとわかっているものも、つい、頑張ればもうちょっとできるんじゃないかって、今あるパーソナリティを超えようして、その結果オーバーヒートしてしまう。これは自己認識のズレというより自覚が足りないのかも・・・。』(記事より抜粋)







コレを読んで、「あっ!」と思いました。




実は、私は、いわゆる『断れない人』なのです。



その根底には、




「がんばれば、できるだろう」




「むりすれば、できるだろう」


という根強い意識があります。




実際、これまでの人生の中で、かなり極限の状態までがんばってやり遂げたことが"たくさん"あります。




なまじ、たくさん経験があるので、よけいに




「がんばれば、できる。むりすれば、できる。」


という根拠のもとに、仕事を引き受けてしまうのです。





はじめのうちは、それでも、文字通り"がんばって""ムリして"こなしていました。



つまり、『自分の限界を超えた状態(オーバーワーク)』の末に、"できていた"のです。



単発なら、多少オーバーワークしても、取り戻すことができます。




しかし、"オーバーワークの末にできている"という認識が、本人にも周囲にもないため、"仕事ができる+断らない人"という『便利な人』になってしまったのです。



そのため、常時、仕事を頼まれ、断れず、オーバーワークの状態で仕事をするようになりました。



しかし、私には、それが『オーバーワーク』だという意識がありませんでした





少し、話が逸れますが…



よく、オーバーワークで壊れてしまう、うつ病になりやすい人の特徴として、『自己イメージの高すぎる人』、というのが挙げられます。



これは、



「自己イメージ(自分が理想としている自分)と実際の自分とのギャップが大きすぎることが、オーバーワークや精神的疲労を大きくする」


というものです。



つまり、これも『自己認識のズレ』が原因なのですね。



うつ病の場合は、『理想とする自分』
高機能脳障害の場合は、『事故前の自分』
が、『実際(現在)の自分』とズレがあるために、オーバーワークをしてしまうわけです。




では、発達障害であるあすぺさんは、何が原因で『自分の考えている自分』と『実際の自分』にズレができてしまうのでしょうか



自分を振り返って考えると


生育過程で叩き込まれた『定型発達の普通の人』



『自分が考えている自分(自己イメージ)』
になっているような気がします。


なぜ、そのような"ズレた"自分を自己イメージとして持ってしまったのでしょうか?



それは、冒頭の4コマ漫画にもあるような、生育過程の経験によるものだと思うのです。




私は、あすぺちゃんにありがちな、運動神経が極端に鈍く、勉強も遅れがち、体も弱くて、何をやってもダメな子でした。



自分では、一生懸命にがんばっているつもりでも、

親や先生からは



「努力が足りない」

「もっと、ちゃんとやれ」

と怒られてばかりでした。



そうして、オーバーワーク気味の努力を重ねることで、やっと、普通のことができるようになりました。




そうして、やっとできるようになると、

親や先生から


「ほらみなさい。努力すればできるじゃないの!」

「努力しなかったからできなかったのよ」


と言われました。。



そのため、私は「オーバーワークの努力」が「普通の努力」なのだと思い込んでしまいました。




つまり、


『オーバーワークで実現できる自分』



『本当の自分』

だと、勘違いしてしまったのです。



『普通の人にできること』は『自分にもできる』と考えるのは、一見"当たり前"の考えです。
しかし、そもそも『普通ではない』あすぺちゃんにこの考えを根付かせてしまうと、大人になってから私のような悲劇を起こしてしまう可能性があります。



それは、こういうことなのです。



普通の人ができることが、努力によって自分にもできた。


きっと、この要した努力は、普通の人と同じ努力に違いない


「みんな、本当はこんなに努力しているんだ…ガーン



そう思って

『オーバーワーク』=『普通の努力』



だと勘違いしてしまったのです。




少し大きくなって、自分と他人の努力の度合いが違うことに気がついても、小さい頃に染み付いてしまった『オーバーワーク』=『普通の努力』はやめることができませんでした。




逆に、『オーバーワーク』をやめると自分が"できない子"に逆戻りするんじゃないか。


そんな恐怖から、普通のレベルでは不安がぬぐえず、必要以上に『他人よりもできる』状態をキープするために『オーバーワーク』するようになりました。




さらに、これがエスカレートして

『オーバーワーク』でなければ『努力していない』と罪悪感ドクロさえ感じるようになりました。



何事も『オーバーワーク』でなければ安心できなくなりました。



それは、子供の頃、全ての物事が『オーバーワークの努力』をしなければ、ほめてもらえなかったからだと思うのです。



『オーバーワーク』でなければ『怒られる』んじゃないか、そんな気持ちが常にどこかにあるのです。




ですから、『余力をもって物事をする』のは、私にとっては、罪悪感を感じてしまうのです。


そのため、普通に仕事をこなしている状態が不安で仕方がなく、自分で自分の首を絞めるかのように、人の仕事を手伝ったり、新しい仕事を増やしたりしました。




それは、周囲からすると、「積極的に取り組む人」として評価されます。




しかし、常に自分を限界を超えた状態においているわけですから、少し仕事が増えただけで、オーバーフローしてしまうのです。



オーバーフローしていても、


「がんばれば、できるはず」


と、根強い意識があるために、断ることもできない。




『がんばれば、できる』







確かに、劣等生だった私を支えてきた言葉です。





私が、劣等性から優等生へ、進学校へ進み、有名国立大学の理系学部へ進学、さらに大学院へ進むことができたのは、すべてこの言葉のおかげでした。




しかし、大学院の博士課程へ進んだとき、この言葉が私を壊してしまったのです。




"大学の職員になる"という夢の実現まで、あと一歩というところまできて、私は壊れてしまいました。

この夢のために、12年間努力を積み重ねてきたのに…







「がんばれば、できる」




自分の能力の限界を考えずに、むちゃくちゃな生活を送りました。



壊れて、どうしようもなくなっているのに、

「がんばれば、できるはず!」

「もっと、がんばれ、もっとできるはず!」



と自分を追い込みました。



なぜなら、過去のピンチのときには、そうして乗り越えてこれたからです。



そうして、再起不能な状態にまで壊れてしまいました。



私は、同じ失敗を2度繰り返さないことをモットーとしています。

しかし、それは、"失敗の原因を正しく把握していれば"、の話なのです。




この1度目の失敗のとき、私は、原因を正しく把握できていませんでした。



うつ病の本を読んで、

自己イメージが高すぎる』ということを読みました。

けれど、私は、『理想の自分』について、あまり意識したことはなかったのです。



むしろ、『こんな風になりたい』『こんなことがしたい』という具体的なイメージを抱けずにいました。

自分の人生のビジョンもありませんでした。




さきほど、『夢』

…といいましたが、これも、



「誰に言っても"偉い"と思ってもらえる職業」

という意識でしかありませんでした。




つまり、劣等生だった自分のイメージを払拭できる『肩書き』がほしかっただけなのです。




そんな動機で進学したのですから、研究もうまく進むはずもなく、『オーバーワーク』することでしかアピールすることができず、安心を得ることもできなかったのです。



壊れてしまった私は、その後、学歴もなにもかもを捨てて、0から人生をやりなおしました。



そうして、それから、また12年間、オーバーワークの努力を積み重ねて、小さな小さな会社から始め、転職に転職を重ねて、力を蓄え、満を帰して、今の会社にたどり着いたはずでした。
さらにオーバーワークを重ねて、あと一歩で最終目標に『手がかかった!』と思った瞬間、脆くも崩れ落ちてしまいました。




1度目の挫折で、正しく原因を把握できなかったため、今回、同じ原因で2度目の挫折をしてしまったのです。



1度目の挫折から、12年間。

0からやり直した人生。


普通に大学院を卒業して就職していれば、絶対に味会うことのない屈辱をたくさん経験しました。

逆に、学歴が高くなければ、出会わなかった嫌がらせや過剰な期待にもたくさん出会いました。



それでも、



からなず先に就職した同期に追いついてやる。


追いついて、追い越してやる



そのために、0から現場で実力を培って、それを武器にしてやる。


そうして、12年間がんばってきました。




それが、また、あっけなく崩れ落ちてしまいました。



しかも、1度目と同じ理由。




人間関係の崩壊と

オーバーワークによる自分の精神の崩壊でした。





その原因が、『発達障害』であるとわかったのが数ヶ月前でした。





そして、『断れない自分』、『オーバーワークしてしまう自分』の原因が、やっと、冒頭に紹介した記事を読んでいてわかりました。





私の中に巣食っていた




『定型発達の人』=『本当の自分』


という、





『現実の自分』とは『ズレた自己イメージ』





だったのです。



この自己イメージが、


私を"むだな"オーバーワークに駆り立て、


私を"間違った"上昇志向を増長させ、





そして…




私を、自ら崩壊へ向かわせたのです。



この『ズレた自己イメージ』を、どのように修正していくか…




それが、これからの私の課題です。






ひらめき電球同じように苦しんでいるあすぺさんへ




自分の心をよく観察してみてください。


私と同じように、


『定型発達の自分』を『あるべきの自分』と

イメージして、苦しんでいませんか?






それは、間違いなのです。


これを機会に、


定型発達の世界の先入観や常識を捨てて


『あるべき自分の姿』を考え直してみませんか?


きっと、今とはまったく違うけれど、


とっても魅力的ラブラブな自分が見えてくる…

そう思います。




私と一緒にがんばりましょう音譜





ひらめき電球あすぺちゃんのママさん&パパさんへ






『オーバーワークする』ことが『普通』のことになってしまっていないでしょうか。
つい、『がんばることはいいことだ』『やればできる』ということばかりを強調してしまいます。

けれど、あすぺちゃんは、"できないことばかり"ですから、やること全てが『がんばること』なのです。

ですから、




『できることにはオーバーワークしなくてもよい』

『余力が残っていてることは悪いことではない』



ということを、きちんと意識して"教えて"あげなければ、自分の経験からこのことを学ぶのは難しいのです。

だから、教えてあげてくださいね
音譜






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