私がよく泣いた理由(1)
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私は、子供の頃、よく泣きました。
けれど、私が泣いている理由を周囲はほとんど理解してもらえませんでした。
それは、私が口下手で伝えることができなかったこともありますが、周囲に染み付いた「しーたはわがままな子」という先入観がよけいに気づきにくくしたこともあると思います。
あるとき、父が、「来週の日曜日はショッピングモールへ連れて行ってくれる」と約束をしました。
休みの日もほとんど家にいない父で、遊んでもらえることも少なかったので、次の日曜日までの1週間はとても楽しみに待っていました。
ところが、当日になって、突然、父が
寝転んでテレビを見ながら、いかにもめんどくさそうに
「もう、めんどくさいし、行かんでもええやろ~。」
と言いました。
とても、ショックでした。
これが、「仕事で疲れているから」とか、「仕事があって忙しいとから」という、きちんとした理由なら、黙ってうなずいていたでしょう。実際、普段から、そういうことがとても多かったです。
けれど、このときは違いました。
子供との約束を「めんどくさい」という理不尽な理由で破ろうとしたのです。
私は、この「不誠実さ」に対して大きな怒りを感じました。
正直なところ、ショッピングモール自体にはあまり興味はありませんでした。ただ、「父と一緒に出かけられる」という事がうれしくて、一週間ずっと心待ちにしていたのです。
そんな私の気持ちを踏みにじられたのです。
父の「不誠実さ」に対しての怒りで泣いたのです。
「約束したやんか!」
しかし、父や母にはその言葉の意味は通じませんでした。
私が、「ショッピングモールへ行きたい」とダダをこねているとしか思わなかったのです。
「約束破った!」
私は、「父が約束を破ったこと」に対して怒っているという気持ちをこめて、言いました。
けれど、父も母も
「私はショッピングモールへ行きたかったのに、約束したにもかかわらず、連れて行ってくれないとうはどういうことだ!」
という意味にとってしまったのです。
そうして、父は(自分勝手で約束を反故にしようとしたにもかかわらず…)逆切れして、
「行ったらええんやろ!
そんなに行きたいんやったら、いったるやんかっ!
それでええんやろ!(怒)」
まったく自分の気持ちが通じていないことが、余計に悲しくて、
「ちがうーーーーー!」
といっても、
「何が違うねん!
今から行くんやから、約束守ってるやないか!
何が不満やねん!」
余計に怒られる始末。
けれど、私の中では、「行くのやめ~」といった時点で、すでに約束を破っているのです。
しかも、その後、前言を撤回したとしても、
「約束を破ろうとした不誠実な父の気持ち」
は消すことができません。
もちろん、父が不誠実さを認めて謝った上で、行くのなら、約束を破ろうとしたことも許せます。
けれど、そうではないのです。
「しーたが、どうしても行きたいとダダをこねるから、仕方なく行ってやる。
お前のわがままに付き合ってやるんだ。」
という、父の態度に、さらに私は腹が立って泣きました。
どうして、私が泣いている理由をわかってくれないのか…
「私は、私に対する父の不誠実な態度に怒って泣いているのに!」
もちろん、その頃の私には、↑このような明確な表現ができなかったので、伝えることもできなかったわけですが…
しつこく泣く私に、父も母も
「しつこいな!いつもまで泣くんや!
お前の思い通りにショッピングモールへいくんやからええやないか!
何が気に入らんねん!!
だいたい、お前はいっつもしつこいねん!
さっさと泣き止め!(怒)」
とさらに怒鳴る始末…
もう、完全に、
双方の気持ちがすれ違っています…
これは、ほんの一例ですが、いつも私が泣く理由は、大人が考えるような単純な理由ではなかったのです。
たいていは、相手の「不誠実な態度や気持ち」に対して泣いたり、怒ったりしていたのです。
けれど、そのことは、まったく理解してもらえませんでした。
最近、大人になってから、母にその話をしたら、
「…そうやったんや。複雑なこと考えてたんや。」
これは、私が発達障害による精神の発達のアンバランスのために、周囲の想像が及ばなかったのか、ただ周りの大人が先入観に囚われてみようとしなかったのか…
おそらく、両方なのでしょうね。
けれど、一般に(定型も発達障害も)子供は、
大人が想像しているよりもはるかに、複雑なことを考えているのです。
勝手に大人が、「子供は単純」と思い込んでいるだけなのです。
私自身もそうでしたが、塾で子供達と話をしていると、「この歳でそんなことまで気をつかっているのか…」と驚くことがたくさんありました。
子供の気持ちを考えない勝手な親をもつ子供ほど、そういう傾向が強かったです。
ともあれ、私は子供の頃から、人の誠実・不誠実に対して非常に敏感だった、ということは確かなようです。
普通の人は、「誠実さ」に対して、私ほどの比重を置いていないようだと、最近になって気がつきました。
そのため、仕事のお客さんのなかに「誠実さ」を重視する方がいると、他の人はそのことがわからないので、その人が怒る地雷を平気で踏むのです。
私にはそれが不思議でしかたがなかったのですが、それは、私のほうが特殊な考え方だったのだと、最近になって気がつきました。
誠実であること。
すごく大切だと思うんですけどね…
もし、あすぺちゃんが、
いつまでも怒って泣き止まないときは、
みなさんの想像とはちがうことで
怒って泣いているのかも知れません。
お子さんが泣いている理由、
よく聞いてみてくださいね
こどもは
大人が思うよりも
深く考えているもの。
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