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“首相批判”の訓示 陸自指揮官を処分へ
陸上自衛隊の訓練指揮官が10日に鳩山首相を批判したともとれる訓示を行った問題で、北沢防衛相は12日、この幹部隊員を処分する考えを明らかにした。
この問題は、10日、宮城県内で始まった日米共同訓練で日本側の指揮官を務める中沢剛連隊長(47)が、「同盟関係は政治・外交上の美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と訓示したもの。
自衛隊の最高指揮官である首相の批判ともとれるこの発言に対して、北沢防衛相は12日、文民統制の観点から問題があるとの認識を示した。防衛省では、中沢連隊長らに対して近く何らかの処分を行う方針。
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