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遭難の６人、無事救助　福島・北塩原

　福島県北塩原村の中津川渓谷で１１日遭難した栃木県の男女６人のグループは１２日朝、捜索に向かった福島県警のヘリコプターによって救助された。全員元気だという。

　猪苗代署によると、６人は３０〜６２歳の男性５人と女性１人で、職場の同僚や知人同士。

　日帰りで山スキーやスノーボードを楽しむため１１日朝、北塩原村のグランデコスキーリゾートに到着。米沢市との境の西吾妻山を回り、夕方には戻る予定だった。しかし、昼食後に西吾妻山の山頂付近を出てからコースを間違え、テントで一晩過ごした。

　救助された栃木県鹿沼市の薬剤師馬場健次さん（５９）は「悪天候続きでメンバーの体力が気掛かりだったが、皆冷静だった。ご迷惑を掛け申し訳ない」などと話した。

　６人は１１日午後９時ごろ、「中津川渓谷で動けなくなっている」と携帯電話で家族に連絡。宇都宮中央署を通じ、猪苗代署に通報があった。

2010年02月12日金曜日

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