青森放送局

2010年2月12日 18時59分更新

新青森駅に駅名標がお目見え


ことし12月に迫った東北新幹線の全線開業を前に、新幹線が乗り入れる新青森駅の外壁に取り付けられた駅名の文字が初めて披露されました。

ことし12月から東北新幹線が乗り入れる新青森駅は、青森市中心部の青森駅から西におよそ4キロ離れていて、鉄道・運輸機構による建設工事が最終段階を迎えています。

12日は駅東側の外壁に取り付けられた「新青森駅」の文字を覆っていた幕が外され、駅名が見えるようになりました。

駅名は1文字が縦横1メートルでローマ字による表記も取り付けられています。

また駅1階の待合室では青森市出身の世界的版画家、棟方志功の作品をモチーフにした幅9メートル、縦3.3メートルの大壁画も披露
されました。

青森市の鹿内博市長は「新幹線開業に1日ずつ近づいていることを実感します。市民全体でおもてなしのムードを高め、万全の態勢で12月を迎えたい」と話しています。
新青森駅の駅舎工事の進ちょく率は先月末の段階で98パーセントで、今月末にも完成する予定です。