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枝野行政刷新相:「4月に仕分け開始」--就任会見

 枝野幸男行政刷新担当相は10日、内閣府で就任会見をし、公益法人や独立行政法人の事業を対象にした事業仕分け第2弾について「10年度予算案が成立してできるだけ早く実施し、税金の効率的な使い方を国民目線で見直す仕事を進めたい」と述べ、4月にも仕分け作業に入る考えを明らかにした。その上で「制度のあり方まで視野に入れた形で仕分けをしたい」と語り、制度改正を含めた抜本改革を目指す意向を示した。

 枝野氏は鳩山政権の役割について「大きな柱は、旧来の時代に合わなくなった行政を変えていくことだ」と強調した。

 枝野氏はこれまで民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体を巡る事件に対し、「一定のけじめ」を求めるなど、小沢氏と距離を置いてきた。10日夜、民放の報道番組に出演した枝野氏は「この政権は国民から高い期待を背に受けないとミッションを実現できない。幹事長であれ一般議員であれ、国民からの期待と信頼を維持し高めるため、何が最善かを考えないといけない」と語った。

 一方、行政刷新担当の兼務を解かれた仙谷由人国家戦略担当相は、公務員制度改革の担当を続けるほか、鳩山由紀夫首相が政権の理念として掲げる「新しい公共」担当を兼務する。【小山由宇】

毎日新聞 2010年2月11日 東京朝刊

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