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麒麟・川島、R-1初出場V頂きや!

 「R-1ぐらんぷり2010」決勝の出演順が決まり、悲喜こもごもの出演者たち。(左から)G(グラップラー)たかし、あべこうじ、川島明、バカリズム、いとうあさこ、エハラマサヒロ、我人祥太=東京・品川
 「R-1ぐらんぷり2010」決勝の出演順が決まり、悲喜こもごもの出演者たち。(左から)G(グラップラー)たかし、あべこうじ、川島明、バカリズム、いとうあさこ、エハラマサヒロ、我人祥太=東京・品川

 ピン芸人No.1を決める「R-1ぐらんぷり2010」決勝進出者8人が11日、都内で発表された。決勝進出を決めたのは川島明(麒麟)=(31)、07&08年覇者・なだぎ武(ザ・プラン9)=(39)、バカリズム(34)、エハラマサヒロ(27)、あべこうじ(34)ら8人。M-1グランプリで決勝常連だった川島は、ピンとして初参加で優勝を目指す。優勝賞金500万円が懸かる23日の決勝は、昨年覇者の中山功太(29)、友近(36)らが戦う21日のサバイバルステージ(敗者復活戦)勝者を加えた9人で争う。

  ◇  ◇

 どうしてもつかめなかった王者の称号をピンで頂く。川島は相方・田村裕(30)と08年まで参加したM-1では、5度も決勝進出しながら、夢の1000万円に手は届かなかった。そして初参加の今大会で、見事にファイナリスト入り。「1人なんでやりにくくて緊張するけど、もうM-1には出られないんで」と決勝舞台への熱い思いを明かした。

 昨年、中山が優勝したことに刺激されて挑戦を決めた。単独で東京・ルミネtheよしもとの舞台などに立って場数をこなし、準備を整えただけに手応えは十分。「最後にM-1に出たとき、決勝に行けなかった。1人になると、いきなり決勝。みんなに聞きたい!田村って何なんですか?」と軽口も飛び出した。

 過去最多エントリー3539人の頂点に立てば、賞金500万円が懐に入る。相方はベストセラー著書「ホームレス中学生」で印税2億円を手にしたとされるが、川島はハンバーグをおごられただけだったという。金額の比較から、今回のV賞金を手にしても「(田村には)一銭も渡さないと思う」とキッパリ。現時点では車の購入後、寄付も考えているという。

 ネタでは自慢の声をフル回転させる。3度目の優勝を狙うなだぎ、前評判の高いバカリズムなど強豪を倒した暁には、“最高の武器”で勝利の雄たけびを上げる。






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