報道発表資料 [2009年12月掲載]
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「36(さぶろく)道路」延伸の事業化に向け 環境影響評価書案を提出

平成21年12月17日
建設局

 本日、「東京都市計画道路放射第35号線及び東京都市計画道路放射第36号線(板橋区小茂根四丁目〜練馬区早宮二丁目間)建設事業」について、東京都環境影響評価条例に基づき、環境影響評価書案を東京都知事(環境局)に提出しました。
 放射第35号線は、環七交差点部を起点とし川越街道との交差点から新大宮バイパスとして都県境に至り、また、放射第36号線は、山手通りとの交差点を起点とし練馬区早宮で放射第35号線と接続する道路です。このうち、池袋付近から都県境に至るルートでは、本事業区間が唯一の事業未着手区間となっています。
 放射第36号線の完成区間、いわゆる「36道路」は、“道路建設と地域環境”の調和点を見出すため、地域住民の方々と共に工夫を重ねて整備したもので、本事業はこの「36道路」の延伸になります。
 本事業は、主に住宅地を通過することから、車道の両側に歩道・植樹帯・副道等で構成される幅10.0メートルの環境施設帯を配置し、沿道環境に配慮した質の高い道路として整備します。
 今後、評価書案に係る見解書、環境影響評価書を作成するなど、環境影響評価手続を進め、早期の事業化を目指します。

本事業の整備効果

  • 区部北西部の道路ネットワーク形成による交通渋滞の緩和と交通の円滑化
  • 延焼遮断帯の形成や住宅地に進入する通過交通の排除による防災性・安全性の向上
  • 電線類の地中化による良好な都市景観の形成や環境施設帯における緑豊かな都市空間の形成

1 事業名

 東京都市計画道路放射第35号線及び東京都市計画道路放射第36号線
 (板橋区小茂根四丁目〜練馬区早宮二丁目間)建設事業

2 事業概要

  • 区間:板橋区小茂根四丁目〜練馬区早宮二丁目〔別紙参照〕
  • 延長:1.97キロメートル
  • 車線数:本線4車線(片側2車線)
  • 道路幅員:40.0〜50.0メートル〔別紙参照〕
  • 道路構造:平面構造(橋梁部約30メートルを含む)
  • 供用開始:平成30年度予定

※環境影響評価書案の要約は、別添(PDF形式:190KB)のとおりです。
※別紙 事業区間の位置図(PDF形式:494KB) 

問い合わせ先
建設局道路建設部計画課
 電話 03−5320−5319