米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられる、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory、SDO)」を搭載したアトラス5(Atlas V)ロケット(2010年2月11日撮影)。(c)AFP/NASA
【2月12日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は11日午前(日本時間12日未明)、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory、SDO)」を打ち上げた。
SDOを積んだアトラス5(Atlas V)ロケットは同日午前10時23分(日本時間12日午前零時23分)、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から宇宙に飛び立った。
高度約3万5880キロの軌道上における5年間のミッションで、太陽の磁場の変化を解明し、通信や衛星信号、電力線などに与える影響を予測する「宇宙天気予報」に役立てる。
また、衛星に搭載された望遠鏡などの装置でこれまでで最も詳細に太陽の黒点やフレアを観測し、毎日膨大な観測データを地球に向けて送信する。(c)AFP/Jean-Louis Santini
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