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2010年2月11日(木) 19:15 |
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JFEの高炉で火入れ、環境配慮も
倉敷市のJFEスチール西日本製鉄所で高炉の改修工事が終わり、火入れ式が行なわれました。 新しくなった高炉は生産効率を上げる一方で、二酸化炭素排出を抑える工夫もされています。
高炉の改修が行なわれたのはJFEスチール西日本製鉄所です。 水島に3つある高炉のうちの1基が、景気後退による需要の落ち込みを受け生産を休止したのに伴い、去年10月から改修工事を行なっていました。 火入れ式にはJFE関係者や改修工事の関係者らが出席しました。 そしてたいまつで高炉に点火しました。 今回の改修で、炉の容積が700立方メートル大きくなり、生産効率が向上しています。 また最新の技術で、二酸化炭素の排出を抑える工夫も取り入れました。 改修には300億円の費用がかかっています。 JFEでは、自動車向けなど付加価値の高い鉄製品の需要が伸びていることから、高炉を新しくした効果がすぐに現れるものと期待しています。
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