BLUNT 防風手開き長傘
耐風性に優れた安全な傘を目指した、ニュージーランド発のブランド、BLUNT(ブラント)。
従来の傘は風に煽られやすい構造で、今まで改善することが出来ませんでした。
BLUNTは、傘の弱点と言える構造を根底から徹底的に見直したのです。
そこで着目したのは、傘のテンション(張力)です。
従来の傘では実現出来なかった傘生地の裾部分
・・・最も表面積の広い部分=最も風の抵抗を受けやすい部分→最もテンションが必要な部分・・・
での「完璧なテンション」により、強風にも耐えうる驚異的な耐風性を実現しました。
傘のフォルムには空気力学を取り入れ、そのテンションにより、「風を受け流す」構造です。
<風洞試験機の最大設定である117km/hの風を、傘に当てる実験を
輸入元のマルト長谷川さんが行なった画像です。>
「完璧なテンション」は、ブラントの最大の特徴と言える、
RTS(Radial Tensioning System、放射張力システム)によって構成されています。
傘の先端には下の写真の露先(BLUNT TIPS)が内蔵れており、傘を開く事により
露先も矢印のような形に開き、そのテンションが傘の裾全体に広がる構造です。
BLUNT TIPS
傘を開くことによって生み出された動力を、傘布先端のポケットの中に収納されている動力分散装置である
Blunt tipsによって、布地先端に沿って動力が分散されるよう作られた仕組み。 |
上記のような構造により、傘の先端部分が鋭利になる事がなく、先端が丸い傘になりました。
先端が丸くなる事により、安全性も向上しました。
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Bouble Struts (二重支骨)
傘を開くときに発生する動力を利用した構造。使い手が傘を開く際に使う力をこの二重の支骨によって拡大し、それをさらに外へ向かって転送するようデザインされた特殊構造。
Floating Ribs(遊離式親骨)
二重支骨で受けた力を効率的に布地の先端部分へ向かって転送するため、傘のシャフト部分から独特の方法で切り離すようデザインされた親骨。 |
上記のような複雑な仕組みの骨組みには、ポリカーボネイト、グラスファイバー、強化プラスティックなど軽くて弾力性がありながらも、耐久力に優れた素材が使われています。
革新的な構造と素材により、耐風機能を最大化させた空気力学的なデザインと驚異的耐久性を持つ傘が誕生したのです。
機能の追求から生まれた形ですが、一目見たら忘れない、花びらのようでもある美しい形のデザイン。
カラーは、
落ち着いた色合いのブラック、グレー、鮮やかなアクアブルー、レッドの4色
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ブラック |
グレー |
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アクアブルー |
レッド |
※画像はクリックすると拡大されます。
大判の長傘になります。
従来の傘から飛躍し過ぎた形ではありませんので、持つことの抵抗感は少ないと思います。
女性には少々重たいのが弱点でしょうか。
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