戦闘竜、国技館でＫＯ宣言「相撲の強さをアピールしたい」

戦闘竜（左）と中尾は互いにＫＯ勝ちを宣言

　格闘技イベントＳＲＣを主催するワールドビクトリーロードは１０日、都内で会見し「ＳＲＣ１２」（３月７日・両国国技館）の追加カードを発表。大相撲で元幕内の戦闘竜（４０）＝志村道場、チーム・ファイティング・ドラゴン＝はヘビー級ワンマッチ（５分３回）でのＳＲＣ初参戦が決まり、思い出の国技館でのＫＯ勝ちを誓った。

　「興奮している。元力士として相撲の強さをアピールしたい」と戦闘竜はまくし立てた。友綱部屋で一緒だった大関・魁皇とは１月の初場所後に「違う道だけど、お互いに頑張ろう」とメールで励まし合った。史上１位の幕内通算８１５勝を挙げ、なおも現役にこだわる３７歳に刺激を受けた。

　相手の中尾“ＫＩＳＳ”芳広（３７）＝ＴＥＡＭ　ＴＡＣＫＬＥＲ＝は日本ヘビー級トップの選手。会見で「あっという間に終わる」と挑発されても「国技館で負けるわけにはいかない。ＫＯ勝ちしてみせる」。元力士のプライドを見せつけるつもりだ。

　◆ＳＲＣ１２　その他の決定追加カード

　▽ライト級ワンマッチ（５分３回）國奥麒樹馬（３３）＝フリー＝対レオ・サントス（３０）＝ブラジル＝▽ウエルター級ワンマッチ（５分３回）郷野聡寛（３５）＝ＧＲＡＢＡＫＡ＝対ディエゴ・ゴンザレス（２５）＝スウェーデン＝