毎年恒例「クソゲーオブザイヤー」2009年の大賞が決定web R252月11日(木) 12時 5分配信 / エンターテインメント - ゲームこの「クソゲーオブザイヤー」は、「ただ単につまらない」「許し難いバグがある」「内容が薄い」「ロード時間が長過ぎる」など、様々な理由から“クソ”とされてしまったゲームの中から、最強のクソゲーを選び出すというもので、2004年から毎年大賞が選ばれている。対象となるのは据え置き型ゲーム機専用のソフトで、投票は行われず、選考はスレ住人たちの議論によって進められる。また、特定のゲームを貶める“アンチ”や、あるいは崇め奉る“信者”の意見が反映されることはほとんどなく、ただただ純粋にクソゲーを探究する、ある意味ストイックな祭典となっている。 そんなクソゲーオブザイヤー2009の大賞に選ばれたのは、PC版アダルトゲームのPS2移植版『戦極姫〜戦乱に舞う乙女達〜』。ジャンル的には「戦国シミュレーション恋愛アドベンチャー」というものに当てはまるこのゲームは、倒したはずの敵キャラがひっそり復活していたり、いきなり所持金が激増したりなど、とにかく致命的なバグが多く、それが最大の選考理由となったようだ。さらには、PC版に収録されていた18禁の要素が完全にカットされたため、内容が薄くなってしまったという点もクソゲーとしての評価を高めてしまったらしい。 スレ住人たちの意見はなかなかシビアで、 「ここまでバグだらけだと、操作系がもっさりとか、文字が読みにくいとかどーでもよくなってくる」 「唯一の救いはキャラがかわいいことだな」 「なんだろう、もうなにがなんだかわからない。本当にこれはゲームなのだろうか?」 などなど、あまりにも酷いクソゲーっぷりに、思わず呆然とするほどの有様だ。 こんなクソゲーオブザイヤー2009だが、一部ネット上のクソゲーマニアからは「例年に比べてインパクトに欠ける大賞だった」などと言われているというのだから驚き。真のクソゲーマニアにとっては、膨大なバグだけでは満足できないということなのだろうか。一般人には計り知ることのできない奥深き世界、そんなクソゲーの世界の一端に触れるべく、『戦極姫〜戦乱に舞う乙女達〜』を手に取ってみるのも一興かもしれない。 (R25編集部) ※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです ※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております 【関連記事・情報】 ・ 日本のソウル「演歌」その起源と魅力に迫る (2009.06.04) ・ 世界が支持する日本アニメ『獣兵衛忍風帖』のスゴい中身 (2009.02.12) ・ 「男性は右前、女性は左前」そのナゾを解き明かせば… (2010.01.21)
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