内藤大助、判定負けして以来バッシング…「負けたら大変だよ」と嘆き節

内藤大助、判定負けして以来バッシング…「負けたら大変だよ」と嘆き節
元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 元WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助が11日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『インビクタス/負けざる者たち』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、昨年11月、亀田興毅に判定負けを喫して以来「急に週刊誌からたたかれはじめてビックリ。負けたら大変だよ」と嘆き節をさく裂させた。

 本作はネルソン・マンデラ氏が南アフリカのラグビーチームのキャプテンとともに、自国で開催されたワールドカップを通して、国民の心を一つにしようと奮闘する感動の実話。この日はちょうど20年前に、マンデラ氏が27年間に及ぶ投獄生活から解放された記念すべき日だった。不屈の精神を持つマンデラ氏の姿に対し、内藤は「それに比べたら、自分なんて……と勇気が湧いた。全然できるよって思いました」とコメント。先月、現役続行を表明したばかりの内藤だけに、その言葉には重みが感じられた。

 そんな内藤だが、舞台あいさつ中は終始、司会者の方ばかり見つめて、途中で「真正面を向いてください」と指示されるほどのシャイぶりを披露し、「お客さん(を前にするのは)苦手なんだよ」と弱気な発言。フォトセッション時にガッツポーズを求められても、「何かワンパターンじゃない?」と照れくさそうな表情だった。

 『インビクタス/負けざる者たち』は、『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッド監督がノンフィクション小説を映画化した感動ドラマ。反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。本年度アカデミー賞において、マンデラ氏を演じたモーガン・フリーマンが主演男優賞に、チームのキャプテンを演じるマット・デイモンが助演男優賞にノミネートされている。

映画『インビクタス/負けざる者たち』は全国公開中

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