2010年2月11日 19時19分更新
建国記念の日に批判的な立場の集会も広島市で開かれました。
この集会は、広島県内のキリスト教の3つの団体が開いたもので、会場の広島市中区の「広島カトリック会館」にはおよそ80人が集まりました。
はじめに主催者を代表して「毎年この日に信教や思想の自由について考えてきましたがことしも私たちの社会がどうあるべきかを考えていきましょう」とあいさつしました。
続いて、大阪市で在日韓国・朝鮮人の生活支援をしている「在日韓国基督教会館」の主任幹事のキム・ソンウォンさんが講演しました。
この中で、金さんは「在日韓国・朝鮮人は選挙権を認められず、住宅への入居や幼稚園の入園を断られるなど大変な思いをしてきた。国籍や文化が違う人も受け入れる社会をめざすことが大切だ」と訴えました。