熱烈Ｇ党が原監督と熱く語った今季のチーム構想

【プロ野球】大の巨人ファンで知られる人気お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が、熱烈Ｇ党ならではのエールを送った。田中は７日に宮崎キャンプを訪問して、原辰徳監督を激励。原監督と今季のチーム構想について熱く語ったという。
　今季、田中が最も期待する選手は、相方・太田光と同音姓の大田泰示内野手。「大田選手には、６番・三塁をぜひ勝ち取ってほしいですね。聞いていて監督の期待が相当、伝わってきました。レギュラー定着のためにも、打率２割８分、ホームラン２５本は打ってほしいですね」
　その大田本人からは「どうも、爆笑問題の“大田”です」とあいさつされたという。一方で、ドラフト１位ルーキーの長野久義（ホンダ）の外野レギュラー奪取は厳しいと見る。「原監督は『谷（佳知）を超えられるか』と言っていましたから、そうなると長野選手はどうかな。僕としては松本選手（哲也）の足と守備に魅力を感じます」

＜爆笑・田中の2010巨人開幕オーダー＞数字は昨季成績
１（遊撃）坂　本　：.306 １８本
２（中堅）松　本　：.293　 ０本
３（一塁）小笠原　：.309　３１本
４（左翼）ラミレス：.322　３１本
５（右翼）亀　井　：.290　２５本
６（三塁）大　田　：.000　　０本
７（捕手）阿　部　：.293　３２本
８（二塁）脇　谷　：.268　　２本
９（投手）内　海　：９勝１１敗　防御率２．９６


大田に期待「6番三塁」　　開幕投手は内海を指名

　原監督は田中に「昨季一番感動した場面」として、木村拓也（現内野守備走塁コーチ）が、１０年ぶりに捕手を務めたことを挙げたという。「今年はもう、木村さんはいないのかあ。そうなると小笠原（道大）選手がマスクをかぶるのかな？」　開幕投手には、内海哲也を指名した田中は「日本人投手がみんな２ケタ勝ったら１００勝も夢じゃない」と壮大な展望まで口にした。果たして、愛する巨人は田中の期待通りの強さを見せてくれるのか——。