岡田氏見解などの要旨 韓国で記者会見【ソウル共同】岡田克也外相が記者会見で示した日韓併合に関する見解などの要旨は次の通り。 ▽岡田氏見解 日韓関係にとって大きな節目の年だ。100年前に起きたこと(日韓併合)は、韓国の人々にとって国を奪われ、民族の誇りを深く傷つけられた出来事だった。私は日本人であることに誇りを持つ。それゆえに国を奪われ、民族の誇りを傷つけられた人々の気持ちが理解できる。併合された側、痛みを覚える被害者の気持ちを決して忘れてはいけない。100年を見つめ、真に未来志向の友好関係を強化しなければならない。 ▽日韓外相会談 【地方選挙権】 柳明桓外交通商相 永住外国人への地方選挙権付与法案の早期成立に期待する。 岡田氏 政府としては現在、検討中だ。 【北朝鮮問題】 両外相 北朝鮮の6カ国協議早期復帰に向けた緊密な連携で一致。(北朝鮮を除く)5カ国が結束し「戦略的忍耐」で取り組むことが重要で、北朝鮮が求める平和協定交渉や制裁解除には、北朝鮮が非核化などの処置を実施することが必要だ。 【EPA交渉】 両外相 経済連携協定(EPA)が重要との認識を共有し、交渉再開に向けた努力で一致。 【共同通信】
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