ぜ。
2008/10/24 02:29
「かゆくて寝られねー!!!」と夜中に目が覚めしばらくすると、「ぶ〜ん」と耳障りな音が近寄ってきたので授乳用ライトをつけ、二匹の蚊と対決、1時間格闘の末打ち損じた寺山です。
さて、今日はなんてことないひとりごとです。 夫は長男に向かって、よく 「電車で遊ぼうぜ〜」 「散歩行こうぜ〜」 「アイス食べようぜ〜」 と声をかけます。 そのため長男も、 「でんしゃあしょぼうじぇ〜」 「しゃんぽいこうじぇ〜」 「あいしゅたべようじぇ〜」 と誘います。 私はこの文末の「ぜ」が気になっていました。 客観的に聞いたとき、 これは乱暴な言葉のうちに入らないだろうか、 子どもにとって良くない言葉になりえないだろうか、 う〜ん、いかがなもんかなぁ、と思っていたのです。 先日、それを夫に話しました。 すると夫はこう言うのです。 「オレは‘〜しようぜ’って言葉、好きだよ」 理由を聞いて、なるほどと思いました。 「ぜ」を使うと「命令形にならない」と言うのです。 考えてみると確かに、人に声をかける時に「ぜ」を使うと、 その前には大抵「一緒に」の意味が含まれるんですよね。 「一緒に電車で遊ぼう」 「一緒に散歩に行こう」 「一緒にアイスを食べよう」 それに、「〜しなさい」と命令形になりがちな 「片付けなさい」 「ご飯食べなさい」 「寝なさい」 も、「ぜ」を使うと、 「片付けようぜ」 「ご飯食べようぜ」 「寝ようぜ」 となり、自然と、子供だけにさせるのではなく親が一緒にする形になるんです。 そして早速、 「ふうた、洗濯物干しに行こうぜ〜」 と、声をかける私がいるのでした。 DA PUMPは言う。 「ごきげんだぜ!」と。 夫は言う。 「問いかけてるんじゃない?オレ、ご機嫌だぜ?って」。 う〜ん…。 寺山でした。
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