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2010年2月10日 | ||
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去年1年間に都内で最も多くのひったくりが発生した自治体は足立区だったことが警視庁のまとめで分かりました。足立区では被害の撲滅に向けた対策に乗り出しています。 警視庁のまとめによりますと去年1年間に都内で発生したひったくりの件数は2304件でした。このうち自治体別では最も多かったのが196件発生の足立区でした。さらにことしに入ってからも1月の発生件数が去年の同じ月を上回るなど厳しい状況は続いています。特に発生が目立つのが綾瀬駅周辺です。この地域では、ことし1月に7件のひったくりが相次ぎました。足立区の近藤区長は「私どもとしては平成22年はなんとしてもワースト1脱却しようという覚悟で臨んでいるにも関わらず状況がその上を行っていることは私自身ショックだし深刻に受け止めなくてはいけないと思っている」と話しました。そこで足立区では『緊急アピール』を発表。綾瀬駅周辺に防犯カメラの設置やパトロール強化といった対策を講じるとしています。さらに区では今後、区内4つの警察署などと共同で地域ごとの防犯プランを策定することにしています。近藤区長は「区全体で取り組んでいるという姿勢を見てもらい区としての取り組みをさらにアピールしていきたい」と話しました。『ワースト1』の返上に向け足立区は警視庁と連携して取り組みを進めていきます。 |
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